GTル・マン(GTLM)クラスはフォード勢が前日から好調をキープし、計3回のセッションすべてでトップタイムをマーク。フォード・チップ・ガナッシレーシングの66号車と67号車、2台のフォードGTだけが1分43秒台のタイムを記録してクラス・ワン・ツーとした。
GTLMクラス3番手はリシ・コンペティツオーネのフェラーリ488 GTEがつけ、ポルシェ、コルベット、そして新車『BMW M8 GTE』を走らせるBMW勢が続いた。前日は1分47秒台で走っていたBMW勢はこの日、24号車BMWと25号車BMWが2台揃って1分45秒台のタイムを記録。徐々にペースを上げてきている。
最多21台がエントリーしているGTデイトナ(GTD)クラスのトップは、前日クラス2番手につけたマンタイ・レーシングの59号車ポルシェ911 GT3 R(スティーブ・スミス/ランディ・ウォールズ/ハラド・プロチェク/スヴェン・ミューラー/マッテオ・カイローリ組)。
1分47秒125という2日目のベストタイムからコンマ3秒差のクラス2番手には、セッション4で最速タイムをマークしたマイケル・シャンク・レーシングの93号車アキュラNSX GT3が入った。
またナイトセッションでは、レクサスRC F GT3を走らせる3GTレーシングの14号車レクサスがクラストップに。僚友15号車レクサスもクラス3番手につけ、14号車レクサスが2日目総合結果でクラス4番手となっている。
テスト最終日の8日(日)は10時40分から35分間のセッション6が行われた後、本戦で使用するピットエリアとガレージ位置を決定する予選セッションが各クラス15分のスケジュールで実施される。予選後は最後のセッション7が14時45分から15時45分まで行われる予定だ。