「2015アキュラTLXは真の高級スポーツセダンだ。ピレリ・ワールド・チャレンジで世界中の高級スポーツカーたちと競争するために、あらゆる部分をレース仕様にフィッティングさせる努力を行った」と語るのは、HPDのプレジデントであるアートセント・シル氏。

SCCA主宰の『ワールド・チャレンジ』に参戦するアキュラTLX-GT
SCCA主宰の『ワールド・チャレンジ』に参戦するアキュラTLX-GT

 HPDとアメリカン・ホンダ、そしてRTRが共同で造り上げたマシンは、HPDが設計・デザインを行ったレーシングシャシーに、GTクラス規定の空力パーツを装着。フルロールケージを組み込み、ボンネットとルーフはカーボン製に置換。市販モデルに搭載されている自然吸気V6のJ35Z3型をベースに、直噴ツインターボとしたエンジンを搭載し、500PS以上のパワーを発生。前後マルチリンクにはペンスキー製ダンパーとアイバッハのスプリングを組み込み、ホンダ自慢のSH-AWD機構を用いた4WDマシンとなっている。

 RTRの代表でもあり、エースドライバーも務めるピーター・カニンガムは「ホンダとアキュラとともに戦ってきたこの27年間のレース活動で、レースに勝つために必要なものは何かを明確に理解している。それを念頭に置いてマシン開発をしてきた」と語る。

SCCA主宰の『ワールド・チャレンジ』に参戦するアキュラTLX-GT
SCCA主宰の『ワールド・チャレンジ』に参戦するアキュラTLX-GT

 参戦を開始した2014年以降、年々性能が劇的に向上していく世界のスーパースポーツGT3勢を相手に、昨季はポールポジションと優勝も経験。今季開催の第8ラウンドでは3位表彰台を獲得するなど、つねに上位を争う戦いをみせている。

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