■予選後のコメント

ポルシェ 第84回ル・マン24時間レース 予選レポート
フロントロー獲得を喜ぶポルシェ首脳陣

フリッツ・エンツィンガー(LMP1担当副社長)

「ル・マンのスタートで2台を最前列に並べる事ができた、素晴らしい予選でした。これはチームが919ハイブリッドを万全の状態で送り出すために痛みを伴うほどの労力を尽くした結果です。ル・マンを連破するという目標に向けて最高の土台が整いました」。

アンドレア・ザイドル(チーム監督)

「2016年モデルの919ハイブリッドの開発が正しかったことが予選で証明されました。2台はセンセーショナルな仕事をしてくれました。レースウィークに入ってからの厳しい状況にも関わらず、技術的なトラブルやコース上でのアクシデントとはこれまで無縁です。我々のクルマが速いことは知っています。そしてWEC、特にル・マンにおいてポールポジションがレース結果に直結していないことも理解しています。チームは決勝レースに向けて最終準備に入ります。私たちが壮大な目的に向かっています。激しいコンペティションになりますが、自信はあります」。

■ポルシェ919ハイブリッド(カーナンバー1)のドライバーのコメント

ポルシェ 第84回ル・マン24時間レース 予選レポート
予選2位を獲得したポルシェ1号車

ティモ・ベルンハルト

(35歳、参戦数9戦:2010年総合優勝、2015年総合2位、2002年GTクラス優勝)
「ポルシェにとって素晴らしい結果でした。ポールポジションを獲得したチームメイト達を祝福します。今日は雨量が多く、視界も悪かったため運転するのも難しい状況でした。水曜に行われた2度目の予選で試したいくつかの事からも良い感触を得られました。もしレースでもあれだけ目まぐるしくコンディションが変わったとすれば、かなり難しくなるでしょう。柔軟な対応が求められそうです」。

ブレンドン・ハートレー

(26歳、参戦数4戦: 2015年総合2位)
「あまり走れなくて残念でしたが、再びフロントローを独占し、これ以上ない予選でした。昨日ニールとティモはトラフィックに阻まれていましたし、アウディも本気でアタックはしていません。ずぶ濡れになりながらグランドスタンドやキャンプ場で応援してくれたファンのためにも、全力を尽くした予選を見せる事が出来ずに申し訳ない気持ちです」。
マーク・ウェバー(39歳、参戦数4戦:2015年総合2位)Mark Webber (39, Australia):
「喜ぶべき予選結果です。しかし、これがレース全体で考えれば1パーセントにも満たないことも分かっています。全てのチームとドライバーが24時間レースのスタートを待ち望んでいます」。

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