FIA GT3マシンで争われるGTDクラスでも多くのマシンが燃料タンク容量に調整が入り、日本勢ではアキュラNSX GT3が2L増の107Lに。レクサスRC F GT3は2L減らされた98Lとなった。

 GTDクラスで大きく変更があったのはメルセデスAMG GT3で、最低地上高が50mmから55mmに引き上げられると同時にエンジンの吸気エアリストリクター経がφ1.0mm絞られφ35.0mm×2となったが、車両重量は前回から5kg減の1375kgとなっている。

 デイトナでクラス優勝を飾ったランボルギーニ・ウラカンGT3は吸気リストリクター経がφ1.0mm広げられ、デイトナの事前テスト時と同じφ39.0mm×2に戻った。

 キャデラックDPi-V.Rの2連覇という結果に終わったPクラスでは、第2戦セブリングから全車がハイダウンフォース仕様のエアロパッケージを用いる。

 今回のBoPではDPi、LMP2のいずれの車両もエンジンパワーや最低重量の調整はなされていないが、アキュラARX-05 DPiのみ燃料タンクが3L分減らされた。

 3月17日に行われる第2戦セブリング12時間に向けた公式テストは2月22~23日に開催。このテストにはPクラス14台、GTLMクラス8台、GTDクラスが13台の合計35台がエントリーしている。

予選では0.007秒差の2番手となった7号車アキュラARX-05 DPi
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2018IMSA WSCCセブリング公式テスト エントリーリスト(PDF)
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