初日全体ベストをマークしたコンウェイは「今日一日、とても良い状況だった。クルマがまるで生きているかのように感じられたよ」とコメント。
7号車トヨタをシェアする可夢偉も「決勝レースに向けてマシンバランスの改善を進めました」と初日を振り返り、「順調なスタートを切ることができたので、明日以降も楽しみです」と続けた。また、チームメイトのロペスは「僕にとって、TS050ハイブリッドでスパを走る初めてだったけれど、本当に楽しめたよ!」と語っている。
「とても上手くいった一日でした。車両バランスでもう少し改善したい部分がありますが、概ね問題はなく運転を楽しめました」と語るのは僚友7号車トヨタと0.643秒差の2番手タイムをマークした8号車トヨタの一貴。
「私自身は今日あまり多くの周回はできませんでしたが、それも耐久レースの宿命です。もっと運転したかったと思う気持ちがあるのは、車両の調整が上手くいっている証拠でしょう」
また、一貴とブエミの新たなチームメイトとなったアロンソは、WECデビュー戦初日を次にように振り返っている。
「今日は走行は実りのあるものとなった。ふたつのセッションでさまざまなことを試したけれど、2回の練習走行を走り込むにしたがってマシンのバランスの改善が進み、フィーリングが非常に良くなっている」
「トヨタTS050ハイブリッドはスパのコースに合っていて、コーナーからの脱出、特にオー・ルージュを駆け上がる時のハイブリッド・ブーストの加速は最高だね! タイヤも終始安定していた。明日も今日と同じように良い日になることを期待しているよ」
WECスーパーシーズン第1戦スパ6時間は5月4日(金)、午前中に60分間のフリープラクティス3回目が行われ、15時(日本時間22時)から決勝グリッドを決定する公式予選が開始される。



