ル・マンへの復帰の一方で気になるのはDTMでの活動だが、「DTMからBMWが撤退することは絶対にない」とマルカルトは強調しており、同じくDTMに参戦しているアウディやメルセデスと同様に、DTMと他カテゴリを並行してワークス活動を行うようだ。

 かつてル・マンに挑戦していたM3 GT2はシュニッツァーがワークス活動を担当していたが、2019年のル・マン再デビューではどんな参戦体制になるのかも大いに気になるところだ。また、現在は北米IMSAへM6で参戦中のGTEモデルの後継モデルがル・マン用のGTE車両となるのかも気になるところ。

 ドライバー面では、1973年から開始されたBMWジュニア育成プログラムにおいて、近年はふたたびGTプログラムでの若手育成が強化されている。ワークスサポートを行うニュルブルクリンクとスパの両24時間レースでも、特に今季は新進気鋭の若手ドライバーが積極的に採用されており、徐々に世代交代の兆しをみせている。これも2019年からのル・マンプロジェクトへ向けての準備の一環なのかもしれない。

 また、アウト・モーター・ウント・シュポルトは、この活動が2021年のLMP1に向けた活動になる可能性も指摘している。

2011年のル・マンを走るBMW M3 GT3
2011年のル・マンを走るBMW M3 GT3

本日のレースクイーン

RiOりお
2025年 / スーパー耐久
raffinee μ's
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円