2022年からの新レギュレーション案を提出したFIAはこれと同時に、GT3カーの公認日をシーズンスタート前からシーズン終盤に移動させようとしている。

 現在、新型マシンやエボバージョンが導入されたGT3カーはその年の春にFIAとSROモータースポーツ・グループによるBoPテストを受けなくてはならず、それ以前に開催されるリキモリ・バサースト12時間には出場することができない。

 2019年で言えばアストンマーチン・バンテージGT3、ポルシェ911 GT3 R、マクラーレン720S GT3のほか、エボリューションモデルとなったアウディR8 LMS、ランボルギーニ・ウラカンGT3エボ、ホンダ/アキュラNSX GT3エボという5車種がこれに該当する。

 SROのテクニカルディレクターを務めるクロード・サーモントによると、今後新型モデルはBoPを確立させるため、前年に少なくともひとつのSRO主催レースに参加すれば翌年のバサーストへの出場が許可される可能性があるいう。

「すべては(FIAの)承認日によるんだ」とサーモントはEndurance-Infoに語った。

「私はFIAがBoP設定のプロセスと承認日の変更について、(GT3の)テクニカルワーキングで扱ったことを知っている」

「一連のプロセスを完了させ、新車もしくはエボモデルがBoPテストとしていSROのレースで走ることができれば、その車両はバサーストに参加できるだろう」

 なお、前述の5車種はアブダビのガルフ12時間やドバイ24時間、デイトナ24時間などでレースデビューを飾っているが、これは24時間シリーズを統括するクレベンティク・コンペティションとIMSAのドラフト・ホモロゲーションの下で参戦が許可されている。

マイヤー・シャンク・レーシングの86号車アキュラNSX GT3とエイム・バッサー・サリバンの14号車レクサスRC F GT3
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オマーン・レーシング・バイ・TFスポーツのアストンマーチン・バンテージGT3
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