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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2019.05.13 11:46
更新日: 2019.05.13 13:23

ブランパンGT第3戦:SMPレーシングが10番手から大逆転。ランボルギーニとのイタ車対決制す

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ル・マン/WEC | ブランパンGT第3戦:SMPレーシングが10番手から大逆転。ランボルギーニとのイタ車対決制す

 スタートから2時間後、カルダレッリの追い上げでワン・ツー体制を築いたオレンジ1・FFFレーシング・チームがダブルピットインを敢行。しかし、この作戦が裏目に出る。519号車ランボルギーニは首位を守ったものの、僚友563号車は作業時間を余計に要すこととなり5番手にポジションを落としてしまった。

 フィニッシュまで1時間を切った終盤戦は519号車ランボルギーニと72号車フェラーリによるイタリア車同士の一騎打ちに。2台は2時間15分頃からテール・トゥ・ノーズ状態でトップ争いを展開していく。この戦いは約30分に渡って続けられるが、最後はフェラーリのリゴンに軍配が上がる。72号車フェラーリはその後の15分を危なげなく走りきり、10番手スタートからの大逆転優勝を果たした。

 このバトルの後方では5番手から4番手に順位を上げてきた563号車ランボルギーニのマルコ・マペッリが、3番手を走るストラッカ・レーシングの43号車メルセデスAMG GT3を強襲。

 チェッカーまで残り3分、表彰台を争う2台が接触し43号車メルセデスはスピンを喫す。また、563号車ランボルギーニも足回りにダメージを負いスロー走行を余儀なくされてしまう。この間隙を突くかたちで5番手を走る2号車アウディがファイナルラップに3番手に浮上。519号車ランボルギーニに続く3位表彰台を獲得した。

 元F1チャンピオン、ジェンソン・バトンの名を冠し22号車ホンダNSX GT3を走らせるジェンソン・チーム・ロケットRJNは総合16位/シルバーカップ6位に。23号車レクサスRC F GT3でアマカップに挑むテック1・レーシングは総合31位/クラス2位表彰台を獲得している。

 ブランパンGTシリーズの次戦はエンデュランスカップ第3戦、5月31日~6月1日にフランスのポール・リカールで行われるポール・リカール1000km(6時間)だ。

優勝したSMPレーシングのミカエル・アレシン(左)、ダビデ・リゴン(中央)、ミゲル・モリーナ(左)
優勝したSMPレーシングのミカエル・アレシン(左)、ダビデ・リゴン(中央)、ミゲル・モリーナ(左)
ジェンソン・チーム・ロケットRNJの22号車ホンダNSX GT3エボ
ジェンソン・チーム・ロケットRNJの22号車ホンダNSX GT3エボ
テック1・レーシングの23号車レクサスRC F GT3
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