GTEプロクラスで3年ぶりの優勝を目指す4台のGTに加えてフォードは今回、GTEアマクラスに初めてスーパーカーベースのマシンを投入するが、同車を走らせるキーティング・モータースポーツもまた往年のマシンの復刻カラーを採用。IMSAシリーズに同チームが投入しているメルセデスAMG GT3と同様に、ウインズ・レーシングの伝統的なカラーリングが用いられる予定だ。
「2016年、フォードは1966年の素晴らしい勝利から50周年となるのを記念して、考えうる最善の方法でル・マンに戻った」と語るのは、フォードのビル・フォード会長。
「全従業員を代表してル・マンの表彰台に立つことができたことは私にとって誇りであり、この章の最後のレースに向けてチームをサポートするために2019年のル・マンに戻ることを楽しみにしている」
また、フォード・パフォーマンスのグローバルディレクターを務めるマーク・ラッシュブルックは次のように付け加えている。
「フォードGTは、フォードを耐久レースの世界にカムバックさせるために開発されたものだ」
「このワークスプログラムでは、当社のブランドにとって大きな成功を収めることができた。同時に我々は4年間のプログラムの間に多くの課題に直面したが、それを楽しんできたんだ」
「ル・マンはワークスプログラムの終着点ではない。IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権では、まだまだ2019年シーズンが続いていくからね」
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