
イエローのJUMBO(ユンボ)カラーでおなじみ、レーシングチーム・ネーデルランドも、黒の割合が増え、マシンがダラーラからオレカへとスイッチしたこととも相まって、どこか精悍な印象。タイヤが新たに参戦するグッドイヤーに変わったのも今季の新要素です(正式発表はまだ)。

もちろん、グッドイヤーのタイヤサービスもパドックに出現。昨シーズンまではミシュラン=青、ダンロップ=黄色というコントラストが鮮やかだったのですが、奥に見えるミシュランのトランポと、若干「同化」している気が……。

新型となったGTE Proクラスのポルシェ911 RSR。後ろを覗き込むと、波型になったディフューザーのバーチカルフィンが目をひきます。排気管出口はリヤタイヤ前方へと移動。これによって“WECイチの快音”にどう変化が起きるかも、注目したいところです。

そのポルシェのピット前に、なにやらレッドカーペットが敷かれています。

DJも登場し、ダンスミュージックが鳴り響きます。別件に対応していたら見逃してしまいましたが、どうやらドライバーたちがスポンサーであるヒューゴ・ボスのウエアをまとって、このレッドカーペット上をランウェイ・ウォークしていたそうです。毎回何かしらの方法で我々メディアを驚かせてくれる、ポルシェらしい演出ですな。

思いのほか長くなってしまいましたので、今回はここまで。次回は「恐怖のサーキットウォーク&全車集合写真撮影の裏側編」をお届けします。最後に、個人的な今季のベストカラーリングマシンでお別れとしましょう(以前のTDSレーシング28号車にそっくりだと思ったら、ドライバーがほぼ同じ布陣でした……)。アディオス!
