自身初参戦となったWECでの戦いを終えた山下は「正直なところレースをしたというより、フリー走行のロングランみたいに、ひとりで淡々と走っていた感じです」とコメント。

「ただ、ほぼ2時間走り込めたので、GTEとの間合いだったり、LMP1クラスがどれくらい速いかがかわかったのは収穫でした。また、今回の1番の目的だったアクシデントやトラブルなく走るという目的は達成できました。チームの皆さんに感謝します」

 次戦の富士6時間レースに向けては、「富士は、ここ何年かほぼ毎週と言っていいぐらい走り込んでいるサーキットなので、チームを引っ張っていくぐらいの気持ちで戦います」と自信をみせた山下。

「できれば表彰台を争いたいという気持ちもありますが、まずはしっかりと自分の仕事ができるように頑張ります」と抱負を述べている。

 世界に羽ばたき始めた若武者の次なる戦い、10月4~6日に行われるWEC第2戦の舞台は母国日本。トヨタ育成ドライバーである山下が、慣れ親しんだ富士スピードウェイで躍動する姿が期待されるところだ。

レース序盤から中盤にかえてブリティッシュウェザーがサーキットを襲った
レース序盤から中盤にかえてブリティッシュウェザーがサーキットを襲った
ハイクラス・レーシングは昨シーズンまでヨーロピアン・ル・マン・シリーズを戦っていたデンマークの中堅チームだ。
ハイクラス・レーシングは昨シーズンまでヨーロピアン・ル・マン・シリーズを戦っていたデンマークの中堅チームだ。
山下健太は決勝122ラップ中、約半分の58周を走行し貴重な経験を摘んだ。
山下健太は決勝122ラップ中、約半分の58周を走行し貴重な経験を摘んだ。
ハイクラス・レーシングの(左から)アンデルス・フィヨルドバッハ、マーク・パターソン、山下健太
ハイクラス・レーシングの(左から)アンデルス・フィヨルドバッハ、マーク・パターソン、山下健太

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