ランキングリーダーとして、そしてFIA殿堂の仲間入りをして今戦を迎えた8号車の一貴は、サクセス・ハンディキャップの影響を受けたTS050ハイブリッドが別のクルマのように感じると語った。
「バーレーンに戻ってこられてうれしいですが、前回来たときとはパフォーマンスが大きく違い、別のクルマを運転しているように感じます。ノンハイブリッドLMP1勢とのラップタイム差はとても大きく、今回も決勝レースは厳しいものになるでしょう」
同じく殿堂入りを果たしたハートレーは「ポールポジション獲得は困難なので、決勝レースに集中する」とコメント。
また、ブエミも「ライバルとの差の大きさに驚いた」と述べ、「金曜日はこの差を極力小さくし、決勝レースへ向けて最良の状態で臨めるよう全力で努力を続ける。しかし、今大会は前戦上海よりも厳しいものになるかもしれない」と続けた。
なお、8号車トヨタと7号車トヨタのサクセス・ハンディキャップは、わずかではあるものの第3戦上海時と比べて軽くなっている。反対にリベリオンはハンデ量が増え、スピードが抑えられた。

