一方、フルタイムのコルベット・ドライバーとして初勝利を収めたテイラーは、雨上がりのチャレンジングなコンディションのなかでレースをスタートした。

「始まる前から戦略をじっくりと考えれば、燃費レースになることは分かっていた。イエローも出なかったし、今回はミスをおかさずに確実に任務を遂行することが求められるレースだったね。最初から燃料を節約する必要があったんだ」

「今日は完璧な一日となった。C8.Rでの最初の勝利を獲得できたし、それがコルベットにとっての100勝目にもなったんだからね。アントニオとの最初の勝利になったのも嬉しいよ」

 1月のデイトナにおいてデビューしたC8.Rだが、テイラーによればレース再開までに要した5カ月という時間が、この“ミッドシップ”コルベットの開発を助けたという。

「(3月の)セブリングでレースができていたら、もっと多くのことを得られただろう」とテイラー。

「でも僕らは、昨年11月にここで2日間のテストを行ない、年明けに3日間テストし、そして24時間レースも走った。だから、分析すべき情報とデータをたくさん得られていたんだ」

「自粛期間の後半にはシミュレーターが使えるようなった。僕らはそこでデータを活用し、いろんなことを試せたんだ」

「ここで勝てたことで、1月のデイトナ24時間レースのときと比べてどれくらい強くなったかを示せたし、この間にチームと開発陣が重ねてきた努力も実った」

「残りのシーズンに向けて、とてもよい兆候を感じているよ」

シリーズの再開レースとなったIMSA第2戦デイトナで、GTLMクラス2位となった、アール・バンバー/ローレンス・ファントール組ポルシェ911RSR
シリーズの再開レースとなったIMSA第2戦デイトナで、GTLMクラス2位となった、アール・バンバー/ローレンス・ファントール組ポルシェ911RSR

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