「これまで長い時間をかけてWECの頂点を目指して戦ってきたし、マシンもドライバーも最高峰だ。僕はこのチャンピオンシップが気に入っている。それにル・マン24時間への参戦も続けたいからね」

 ジャービスは今回のアウディの発表に対し「プレスリリースが発表される2時間前に正式に告知された」と言うものの、自身は「何かが正しくない方向に向かっていた」ことはわかっていたという。ただし、“2016年限り”で撤退という点には、もっとも衝撃を受けたと語った。

「最大のショックは今季限り、今すぐに撤退……ということだった。噂は数多くあったけれど、僕らは2017年に向け順調にマシン開発を進めていた」

「去年は不運もあったけれど、今年はスパで勝って僕らは強いパッケージを構築している最中だった。だからこそ来季は、ルーカスやロイックと上を狙える感触があったんだ」

「ル・マンで勝ち、チャンピオンを獲得できるという手応えを残したままアウディがシリーズを去るのは本当に残念だ。でも僕は彼らとともに素晴らしい9年間を過ごした。彼らのファミリーとして戦えたことは本当の誇りだ」

「けれど、ここからは他の場所を見つけて、自分のキャリアを前進させなければならないんだ」

「マニュファクチャラーは来ることもあれば去ることもある。自分のレーダーを信じて正しい場所にいることだ」と、ジャービス
「マニュファクチャラーは来ることもあれば去ることもある。自分のレーダーを信じて正しい場所にいることだ」と、ジャービス

WECの可能性を探ると同時に、アウディを離れたことで日本レース界への復帰もあるか?
WECの可能性を探ると同時に、アウディを離れたことで日本レース界への復帰もあるか?

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