WEC世界耐久選手権の2021シーズン開幕戦、スパ・フランコルシャン6時間レースは、現地時間の4月29日午後に行なわれるFP1のセッションで幕を開ける。新規定、ル・マン・ハイパーカー(LMH)が導入される最初のシーズンがいよいよスタートする形だ。
その数時間前、トヨタGAZOO Racingで7号車GR010ハイブリッドをドライブする小林可夢偉と、同8号車から参戦する中嶋一貴が、現地からのリモート会見で記者の質問に答えた。4月26〜27日に開催された公式テスト“プロローグ”ではLMP2陣営の後塵を拝す形となった彼らだが、気になるテストの裏側と現在の心境などについて、率直な思いを聞かせてくれた。