目標としている2クラスのうち、LMP1に関してはポルシェがドライバーラインアップを確定させたため、空席は少なくなりつつある。わずかなチャンスを物にできるか問われたリンは「マニュファクチャラーチームがル・マンで何台体制を構築するかにもよるね」とコメント。
さらに「僕の第1目標は言及しなくてもわかるだろう」とも述べている。リンの指導者役を担っているのはアレックス・ブルツで、ブルツは2015年までトヨタからWECに参戦していたドライバー。同年末に現役を退いた後もトヨタのアドバイザー兼アンバサダーを務めている。
リンは昨年バーレーンで行われたWECのオフィシャルルーキーテストでTS040ハイブリッドを運転しているほか、その後もトヨタから再度テストのチャンスを与えられたとも報じられた。なお、そのトヨタは2017年のル・マン24時間参戦体制を明らかにしていない。残るポルシェは2台での参戦体制をほのめかしている。
リンはまた、来年フォーミュラEのチャンピオンチームであるe.dams ルノーに移籍するのも見方も根強い。
1 2
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています