・マイク・コンウェイ(7号車GR010ハイブリッド:予選3番手)
「非常に接近した予選セッションだったが、もう少し良いタイムを出せたと思っているので少し残念だ」
「GR010ハイブリッドのポテンシャルをすべて引き出すことはできなかった。最初のアタックではトラックリミット違反を取られてしまったが、次のアタックラップでさらにタイムを更新するつもりだったのであまり気にしていなかった」
「新品タイヤに交換し、ポール獲得へ向けた再アタックに出たが、グリップを最大に発揮できるまでにはもう少し時間が必要だったようだ」
「それでも、LMP2カーより前のポジションへ出ることができたのはよかったと思うし、決勝レースでのスタートが少し楽になるだろう。決勝レースでは、我々GR010ハイブリッドが競争力を持っていることは分かっている」
「差は非常に小さく、どの車両にもチャンスがあるが、可能な限り上位でフィニッシュすべく頑張る」
・ブレンドン・ハートレー(8号車GR010ハイブリッド:予選2番手)
「我々は新しいハイパーカーでまだ経験を積んでいる最中で、いろいろなことを試している」
「練習走行中、新品タイヤで苦戦したので、最初のアタックは一度走行したタイヤで挑んだ。この作戦がうまくいかなかったときの代案も用意してあり、それが今回は効を奏した」
「最後のアタックはプレッシャーもあったが、なんとかタイムが更新できて満足している。最前列グリッドを獲得できたのはチームの作戦とチームワークのお陰だ」
「本当に僅差だったので、ポールポジションも獲得可能だったとは思うが、最終的にはアルピーヌのものになった。彼らはよかったと思う」
「予選トップ3がコンマ2秒以内ということで、決勝レースも最後まで接近戦が続くと思うが、長いレースであるし、コース上の他の車両をかわしていくのも大変だ。LMP2カーともタイムが僅差なので、集中し、接触しないようミスなく戦うことが大事だ」
「8時間の決勝レースは、とても長い戦いになるだろう」