7月6日、プジョーが2022年のWEC世界耐久選手権に投入するル・マン・ハイパーカー、『プジョー9X8ハイパーカー』を発表した。ハイブリッド・パワートレインを搭載し、トヨタGR010ハイブリッドと同様に一定速度域内で全輪駆動となるこのマシンは、リヤウイングを装備しない、近年のスポーツカーでは“前例のない”スタイリングが与えられた。
車両開発段階においてプジョー・スポールとともに製作に関わったプジョー・デザインのマティアス・ホッサンによれば、『9X8ハイパーカー』をデザインする上で指針となったのは、今にも飛びかかろうとする大きな猫を描いたものだったという。