グリッケンハウス007 LMHhは、2022年開幕戦のセブリング1000マイルレースにおいて、母国アメリカでのWEC初レースを迎える。セブリング・インターナショナル・レースウェイでの決勝は、3月18日に予定されている。

 007は最近、フィルミング・デーにフェラーリチャレンジ・ノースアメリカのクラス王者であるジェイソン・マッカーシーの手により、セブリングを周回した。

「ジェイソンがセブリングを走った際の速さに、とても感銘を受けた。それは昨年仕様のより硬いタイヤだったし、セットアップも変えていなかったんだ」とグリッケンハウス。

「我々は、まだセブリングで(レースコンディションに近い)怒りに任せたような状態でマシンを走らせたことはない。セットアップについては未知なので、多くのチューニングを行う必要がある。我々にとっては、習熟になると思う」

「我々がセブリングや(第2戦)スパで勝つとは私は思っていないが、本当に全開で走って、FIAとACOにデータをもたらすつもりだ。(第3戦)ル・マンまでには、勝てるチャンスがとても高くなることを願っている」

 なおル・マン以外のWECのシリーズ戦では708号車の1台となるグリッケンハウスのエントリーだが、ドライバーラインアップはそのときの空き状況とスケジュールに応じて「変更される可能性がある」とグリッケンハウスは語っている。

 第1戦セブリングのエントリーリストでは、ロマン・デュマ/オリビエ・プラ/ライアン・ブリスコが名を連ねている。チームはル・マン24時間レースに2台目として709号車を投入、エントリーリストではピポ・デラーニ/リチャード・ウエストブルック/フランク・マイルーがドライブする予定となっている。

 709号車はイタリアのポディウム・アドバンスド・テクノロジーズに送られ、ル・マンに向けて準備が進められる。708号車は3月7日、開幕前週のプロローグテストに備え、アメリカ・セブリングに到着している。グリッケンハウスはオフシーズンの間、2台のLMH車両をニューヨーク州北部の施設に保管し、イタリアからのクルーが作業にあたっていた。

初参戦のル・マン24時間レースで総合4位となったグリッケンハウス・レーシングの708号車グリッケンハウス007 LMH
初参戦のル・マン24時間レースで総合4位となったグリッケンハウス・レーシングの708号車グリッケンハウス007 LMH

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