6月11〜12日に行われた2022年WEC第3戦/第90回ル・マン24時間レースを制したのは、トヨタGAZOO Racingの8号車GR010ハイブリッド(セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮)だった。
昨年限りで8号車のシートから退いた中嶋一貴TGR-E副会長に代わり、2022年シーズンからドライバーに抜擢された平川にとっては、最高峰カテゴリーへの挑戦初年度での初優勝となった。
フィニッシュから4日後、7号車ドライバー兼チーム代表の小林可夢偉とともに日本メディアのリモート取材に応えた平川は、レース中に戦っていた大きなプレッシャー、そして過去の“挫折”について口にした。