「2023年のリキモリ・バサースト12時間を素晴らしいショーにするために、我々は100%の努力をしている」と語るのは、イベントディレクターのシェーン・ラジス氏。

「我々は2023年のフォーマットを開発するためにパートナーと密接に協力してきた。彼らのコミットメントと、マウンテンへの復帰を望むメーカーからのコミュニケーションは、アウトライト・ファイトのためにオールプロのフォーマットに戻る時期が来たことを納得させるのに充分だった」

「同時に、プロ・アマチームとアマチュアドライバーに可能な限りの配慮をするため、ドライバーの基準に関する新しいレギュレーションを開発した。また、今年のドライブタイムとスティントの長さに関するアマチュア中心のレギュレーションの多くもそのまま適用されることになっている」

「2022年に予選フォーマットを変更するという土壇場での決断は、12時間レースに独自のシュートアウト・フォーマットを与えるという副産物を生み出した。マウント・パノラマでポールポジションを獲得するには、完璧な1ラップが必要という独自性は維持されたままだ」

 SROモータースポーツ・グループの創設者兼CEOのステファン・ラテルは、「プロクラスの戦いが来年、オーストラリアで開催されるIGTC開幕戦に戻ってくることをうれしく思う」と述べた。

「バサースト12時間にとって100%正しい決断だ。このイベントの成功と、世界的なGTレースとしての地位は、過去10年間における12時間レースの重要な要素となったマニュファクチャラーの参加のおかげだ」

「ファクトリーチームの参加は、このスポーツの最高のチームとドライバーがマウント・パノラマで自分たちの力を試すことができるということを意味する」

「このような要素が組み合わさることで、素晴らしいスペクタクルが生まれる。モータースポーツのもっとも厳しい挑戦のひとつは、最高のドライバーを迎えるに値するものであり、来年2月に訪れる人々はまさにそんなドライバーたちだ」

ひさびさに鈴鹿サーキットに来場したSROモータースポーツ・グループ代表ステファン・ラテル
ひさびさに鈴鹿サーキットに来場したSROモータースポーツ・グループ代表ステファン・ラテル

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