積極的にトラックテストを行っているバイコレスは、新しいレーシングプロトタイプを2023年のWECで使用するために、ヴァンウォール・バンダーベルLMHのホモロゲーションを取得するという目標に近づいている。

 Sportscar365が掴んでいるの情報によると、コレスのチームはザウバーでの風洞テストを来年初頭に予約しており、これはFIAホモロゲーション達成のための重要なステップとなるものであると考えられている。

「ホモロゲーションのやり直しはできないため、可能な限り最高のスペックにしようとしている」とコレスは語った。

「ホモロゲーションに向けた準備をすべて整えようとしているところだ。クルマの準備はできているが、その中で可能な限り最高のレベルになるように最適化しようとしている」

 バイコレス・レーシングの運営責任者であるボリス・バーメスによると、チームは4月に初めてロールアウトしたヴァンウォールLMHのサーキットテストにおいて、幅広いアイテムに取り組んできたという。

「(バルセロナでの)テストでは、タイヤの理解や、エンジンにとって重要なポイントであるトルクコントロールの点で進展がみられた」と、バーメスはSportscar365に語った。

「ドライバーにとっては、マシンがWECのフルスペックになったことで、WECのパッケージに慣れることが可能になった。これと並行して信頼性を得ることは、私たちの最優先事項のひとつだ。そのために我々は何度かロングランを実施した」

「バルセロナはWECのサーキットではないので、適切な(パフォーマンスの)比較データがない。だから、いま我々が言えることはパフォーマンスについては正しい方向に進んでいるということだけだ」

本日のレースクイーン

Queenaくいーな
2025年 / スーパー耐久
ルーキープリティ
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円