トップのロッテラーと2番手の関口のタイム差は一旦はコンマ8秒差まで縮まり、関口が追い上げる展開になるのかと思わせたものの、その後は徐々にロッテラーが引き離していく展開となった。

 10周が経過した時点でレース順位に変動はなく、先頭からロッテラー、関口、キャシディの順。ロッテラーと関口の間隔も1.5秒と広がっていく。その後、15周を経過したあたりでは2.5秒以上の差が開いていた。

関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)

 30周のスプリントレース、抜きどころの少ないサーキットということでトラブルが起きない限りコース上での順位変動は難しいなか、1周わずか3.703kmのコース上では残り周回数もあっという間に減っていく。

 レース終盤、ロッテラーはややペースをセーブしての走行をし、最終的には関口とのタイム差は1.9秒まで縮まったものの余裕のチェッカーフラッグを受け今季初優勝。「ヒサシブリ」と日本語で話すように、2015年の最終戦鈴鹿のレース1以来となる優勝を飾った。

 3位にはキャシディが入り、スーパーフォーミュラ初表彰台を獲得。チームメイトの山下健太(KONDO RACING)も7位に入り、初入賞を飾った。

スーパーフォーミュラ第2戦岡山決勝レース1で優勝したアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)
スーパーフォーミュラ第2戦岡山決勝レース1で優勝したアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)

 また、今大会の決勝レースにおいて、もうひとつの注目ポイントとなるのが、オーバーテイクシステムの使いどころ。通常は決勝レース中、最大5回の使用が可能なのだが、今大会ではレース1、2合わせて5回と制限されている。レース1ではスタートのポジション争いで1回程度使ったドライバーはいるものの、レース中盤で使用したドライバーは見受けられず、優勝のロッテラーを含め、ほとんどのドライバーは0回の温存モードでレース1を終えている。

 レース直後のピット取材では多くのドライバーならびにエンジニアからは「スタート以外で使うところがない」「まだ確認していない」などとチーム自体で把握していないところも見受けられるほか、小暮は5回すべて使い切ったとの情報も。2レースで5回というところは注目されるポイントなのだが、実際にはスタート以外で使うチャンスがなく、5回すべて使い切ることもなさげなところが実状のようだ。

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