2025年、全日本スーパーフォーミュラ選手権に『カメラアシスタント兼フォトサポアンバサダー』として帯同している後藤佑紀さん。昨年までレースアンバサダーを務めながら、次第に「自分で撮る方」にものめり込んでいったというユニークな経歴を持つ後藤さんは、一念発起しプロフェッショナル・フォトグラファーとしての道を歩み出そうとしています。
後藤さんは、スーパーフォーミュラの世界をカメラでどう切り取っているのか。そして、一線級のフォトグラファーを目指すために、何に奮闘しているのか。そんな“駆け出しフォトグラファー”のリアルな世界観を覗いてみたい! そして微力ながら後藤さんの挑戦を後押ししたい! という趣旨のもと、その写真を第一人者のプロカメラマンに寸評していただくというのが、この連載のテーマです。
教えを請うのは、日本レース写真家協会(JRPA)会長にしてスーパーフォーミュラ・オフィシャルフォトグラファーの小林稔氏。聞き手は引き続き“写真についてはヒトコト言いたい系”の編集者、ナカノでお届けします。第4回となる今回は、走行写真から離れたテーマを設定してみました。さてさて……。
