後ろとのギャップをどんどん広げていく国本に対し、先行された2台によってペースが上げられない石浦だったが、13周目に3番手を走るマシンが、翌周に2番手を走るマシンが早めのピットインを選択。

 これで前方がクリアになった石浦は、トップを快走する国本と共に2台で後続を引き離していく。更に石浦は国本を上回るペースを見せ、10秒近く開いていた2台のギャップはみるみる縮まり、30周目には4秒近くまで接近。

 ここで、国本が先にピットへ向かい、チームはタイヤの4本交換とガス補給を済ませ、国本をコースへと送り出した。ところが、コースへと戻った国本からマシンの異変を伝える無線がチームへと届く。

 国本はもう一度ピットへ入りマシンチェックをしてコースに戻るが、症状は改善されず再度ピットイン。今度はタイヤを交換するも、マシンの異変は解消せず、惜しくもここでリタイアとなった。

国本雄資(P.MU/CERUMO/INGING)
国本雄資(P.MU/CERUMO/INGING)

 国本の思わぬトラブルによりトップに躍り出た石浦は、その後も自身のファステストラップを塗り替えながらハイペースで周回を重ねていく。38周を終えたところでピットへ向かい、タイヤの4本交換とガス補給を済ませてコース復帰。

 全車がピット作業を終えて順位が整理されると堂々のトップへと返り咲いた。その後、ファステストラップは2番手から追いかけるマシンに譲ったものの、最後まで危なげない走りを見せ後続を寄せ付けずチェッカー。昨年の第2戦岡山大会以来となる勝利を飾った。

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