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投稿日: 2017.09.25 17:22

スーパーフォーミュラ:TOYOTA GAZOO Racing 2017第6戦SUGO レースレポート

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スーパーフォーミュラ | スーパーフォーミュラ:TOYOTA GAZOO Racing 2017第6戦SUGO レースレポート

予選

 23日(土)SUGOは前夜から朝まで残った雨の影響で、午前中のフリー走行はウェットコンディションから徐々に乾いていく状況となり、完全なドライでの予選シミュレーションは出来ないまま終了。その後路面は乾いていき、スーパーフォーミュラの予選が行われる午後1時過ぎには完全なドライコンディションとなった。空は雲が覆い、気温21度、路面温度22度とやや肌寒い中で午後1時15分からQ1(20分間)が開始された。

 いつも通りセッション開始前からピットロードにほとんどの車両が並んで待機し、スタートと共にコースイン。一旦タイムをマークしてピットへ戻り、残り7分を切ったあたりから再アタックに入った。

 まずSUGOを得意とするアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)がトップに立ち、チームメイトの中嶋一貴がこれに続くタイムをマーク。この2台の間に国本雄資(P. MU / CERUMO・INGING)、小林 可夢偉(KCMG)が割って入るなど、目まぐるしく順位が入れ替わるセッション終盤、ルーキーのヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がトップに立つも、その直後にチームメイトの関口が塗り替え貫禄のトップタイム。

 フェリックス・ローゼンクビスト(SUNOCO TEAM LEMANS)が終盤まで圏外にいたが、ファイナルラップに10番手タイムをマークしQ2進出。一方でトップから1秒以内のタイムをマークしながらも僅かな差で及ばず、この週末苦しんでいる山下健太(KONDO RACING)が17番手、大嶋和也(SUNOCO TEAM LEMANS)が18番手でQ1敗退となってしまった。

 Q2(7分間)ではまたもロッテラーが速さを見せトップ。関口、中嶋一貴、小林、石浦宏明(P. MU / CERUMO・INGING)と続いた。一方で、国本は最後までアタックを続けたが、0.038秒及ばず9番手でQ3進出ならず。ローゼンクビストも11番手でQ2敗退。Q3へ進出した8台のうち、7台をトヨタエンジンが占めることとなった。

 Q3(7分間)では、唯一のホンダ勢であるピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)がまずトップに立つと、ロッテラーがこれに迫るタイムを叩き出すが僅か100分の9秒及ばず。しかし、終盤にキャシディが1分4秒台に入れ、コースレコードを更新する驚速タイムをマーク。最後の最後に、関口も1分4秒台に入れたが、キャシディには100分の8秒届かず。今季スーパーフォーミュラにデビューしたルーキーのキャシディが自身初となるポールポジションを獲得することとなった。

 惜しくもポールポジション獲得は逃した関口だが、こちらもコースレコード更新で最前列2番手グリッド。ロッテラーが4番手、小林が5番手、マーデンボローが6番手、中嶋一貴が7番手、石浦が8番手。Q3も進出ドライバー8台がコンマ5秒位内に入る僅差の予選となった。

予選でコースレコードを更新しポールポジションを獲得したニック・キャシディ


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