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投稿日: 2016.05.29 20:49
更新日: 2016.05.29 21:09

復活の狼煙はいつ──可夢偉「僕のなかでは“第0戦”のまま」

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スーパーフォーミュラ | 復活の狼煙はいつ──可夢偉「僕のなかでは“第0戦”のまま」

6月29日に決勝レースが行われたスーパーフォーミュラ選手権第2戦岡山。あいにくの悪天候で8周で赤旗終了となったレースで、小林可夢偉(SUNOCO Team LeMans)は8周中3度のピットインを行い、18位でレースを終えた。

 可夢偉はオープニングラップ直後にピットインするとステアリングを交換。その後も8周のレースで計3回ピットインを行い、その3回すべてでステアリングを取り替えた。

「走っていると電源が落ちてしまうトラブルが出ていた」と可夢偉は明かす。

「システム上、電源が落ちるとクラッチが切れた状態になるんです。アクセルを踏んでもダメですし、ギヤチェンジもできませんでした。この症状が1周につき5〜6回は出ていましたね」

「トラブルの原因はステアリング内部の配線が切れていたこと。ハンドルを切ると電源が落ちてしまって、ハンドルを戻すと電源が復活するんです。ただ、この症状は赤旗中に解決できたので、もしレースが再開されていても問題ありませんでした」

 可夢偉は予選後、「決勝で雨が降れば勝てる」と強い自信をみせていた。そして、ウエットコンディションで行われた8分間のウォームアップ走行でも手応えがあったと言うだけに、レースが赤旗終了となったこと、ステアリングに断線のトラブルが出たことが悔やまれる。


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