2016年の全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦富士。小林可夢偉(SUNOCO Team LeMans)は僅差でQ3進出を逃し9番手。またしても予選で不本意な結果に終わった可夢偉は、マシンを降りると悔しげな表情をみせた。

 午前中のフリー走行では2番手以下に1.2秒もの大差をつける速さでトップタイムを記録した可夢偉だが、そこには“カラクリ”があったという。当該ラップで、可夢偉はダンロップコーナーをショートカットするような形でコースオフ。そのまま走行した結果、1分44秒992というトップタイムが記録されたというのだ。

 本来であれば、コーナー不通過でタイム抹消となるはずだが、基本的にフリー走行は正式に順位が認定されるものではないこともあってか、そのままリザルトに採用されたようだ。このタイムが抹消されていても、可夢偉はフリー走行2番手だったストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)に匹敵する1分46秒台のタイムを何度か刻んでおり、ウエット路面で力強い走りをみせていたことは間違いない。

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