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投稿日: 2016.08.22 14:18
更新日: 2016.08.22 14:23

TOYOTA GAZOO Racing スーパーフォーミュラ第4戦もてぎ レースレポート

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スーパーフォーミュラ | TOYOTA GAZOO Racing スーパーフォーミュラ第4戦もてぎ レースレポート

ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 20号車 ドライバー 関口雄飛

関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)と星野一義監督
関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)と星野一義監督

 昨日の予選からチームに本当に助けられた。昨日は戦略、クルマ共に最高で、ポールを取ることが出来た。今日のレースもスタートさえ決めて、1コーナーで前に出られればと思っていた。スタートは苦手なので、今大会はずっと練習をしてきた。今回は自分のレース人生を変えられる一戦になると思っていたので、不安もあったが、良いスタートが切れて良かった。スタートのあともとても良いペースで後続を引き離すことが出来、その後は心配なく戦えた。本当にチームに感謝している。レース前から、今年は混戦でみんなポイント差が無いので、ここで勝てばランキング上位に浮上できることが分かっていた。シリーズとしてはルーキーだが、気持ちは周りのベテランと変わらず、チャンピオンを狙うつもりで、次戦以降も勝つことだけを考えて全力で戦う。

VANTELIN TEAM TOM’S 36号車 ドライバー アンドレ・ロッテラー

アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM'S)
アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)

 まず関口選手の初優勝を祝福したい。彼は本当に素晴らしいレーサーだ。私自身は良いスタートが切れてポジションを上げ、その後野尻選手もかわして2位に上がれたが、関口選手は我々よりも速く、その後は2位を走り続けることになった。前半スティントの終盤はペースが良かったが、周回遅れなどもあり、追い上げには到らなかった。予定よりも早めのピットで、ミディアムタイヤに履き替えてからは良いペースだったが、前を追うためにややプッシュしすぎて、終盤はタイヤが終わってしまった。それでも、2位表彰台に戻れたことは嬉しい。次戦の代替戦となった岡山は、我々にとってはあまり相性の良いコースではないが、調子は上向いているし、開幕戦よりは高い気温で良いレースが出来るのではないかと思う。

P.MU/CERUMO・INGING 1号車 ドライバー 石浦宏明

石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)
石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)

 スタートを決めてトップに立ちたかった。練習では上手く行っていたのに、本番では動き出しが悪く、イン側というポジションでややグリップが低いという影響もあって、スタートでライバルに前に出られてしまったのは失敗だった。クルマはとても速く、前車に阻まれなければもっとハイペースで走れただろう。ポテンシャル自体は高かったと思う。金曜日の時点ではライバルに対し大きな差を感じていたが、チームと共に努力を続け、着実に差を詰めることが出来、決勝前には戦える自信があった。実際に決勝を戦ってみて、タイヤの使い方などかなり進歩し、手応えも感じられたので、シーズンを考えるとかなり前向きな結果に終わって良かった。次戦は代替戦の岡山ということで、オートポリスも得意だが、2年連続で勝っている岡山は、流れを引き寄せるという意味でチャンスだと思っている。


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