首位のオリベイラは、6周目のリスタートでもポジションを堅持。4番手の国本が可夢偉に仕掛けていく場面もあるも、上位に順位変動はなく、オリベイラがひとりハイペースで2番手以下を引き離していった。

 10周を終えたところで、7番手を走行していたアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)がピットイン。給油のみでコースへ戻る作戦を採る。その後数周は、続々とマシンがピットインしていく展開となるが、上位陣はここではピットへ入る動きは見せなかった。

 上位に動きがあったのは20周目。3番手を走行中の可夢偉がタイヤ交換へ向かうが、僅差でロッテラーの先行を許す。続いて、オリベイラとの差が8秒ほどまで開いた一貴が21周目にピットインし、こちらはロッテラーの前でコースへと復帰。24周目には国本、25周目には平川がピットへ向かい、作業を行なった上位陣は、4番手の一貴に続き、ロッテラー、可夢偉、国本、平川というオーダーとなる。

 一方オリベイラは、27周を終えたところでピットイン。ライバルたちと同じく4輪交換を行い、一貴の前をキープすることに成功する。翌周にはここまでピットを引っ張っていた野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が作業へと向かい、オリベイラの前方に残ったのは石浦宏明(P.MU/cerumo・INGING)のみとなった。

 石浦は、オリベイラには及ばないものの、タイヤ交換を行った一貴たちとは遜色ないペースで周回を重ね、最終的には41周目にピットイン。ロッテラーの前方となる3番手で戻ることに成功する。ロッテラーは、アウトラップこそ石浦に攻撃をしかけていったものの、その後は逆に後続から追われる展開となった。

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