中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)/レース2:2位
「レース1は、セーフティカースタートの時点で『終わったかな』という印象もありました。ペース自体もよくはなかったので、レース2に向けてどうしようかを考えながらのレースになりましたね」
「レース2では、スタートだけは狙っていたので、いいスタートを決められたかなと思っていたのですが、思いのほか山本選手も伸びてきました。完全にチキンレース状態だったのですが、このまま行ったらぶつかるなという状況で、正直どうやってぶつからないで通り抜けたのかわからないくらいギリギリでした。そこは、山本選手の気持ちが伝わってきましたね(笑)。その後は、山本選手ほどではないにせよ、朝に比べればいいペースで走ることができていました」
「今週は、走ってみてもあまりよくなく、色々といじってよくなっていくという繰り返しで、あまりいい流れではありませんでした。ただ、最後は表彰台で終わることができたので、来年につながる結果になったのではないかなと思います」
ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL)/レース2:3位
「朝から非常にいいペースで調子もよかった、レース1は残念ながらSCスタートになってしまった。スタートがすべての勝負だと思っていたから、ちょっと残念だったね。その後はなかなかオーバーテイクするのは難しく、接触してレースを終えた」
「レース2のスタートは、みんなそこが決め手だと思っていたから面白かったよ。最初からワイドになって何台も並んで、1コーナーには先頭で入るような状況だったのだけど、一番アウト側からインに入ろうとしたらみんなも迫ってきていた。仕方なくちょっとコース外に出て、4番手に落ちたんだ。でも、そこから野尻選手をパスして、その後は中嶋選手を追いかけてという形のレースになったね」
