9/25(日） 決勝レース
天候：☀ コース：ドライ
気温：27℃ 路面温度：34℃
決勝レース距離 3.704km×68laps＝251.88km
9月も下旬に入り、涼しいコンディションの下レースが行われるかと思いきや、決勝日は強い日差しが降り注ぎ、気温は27度まで上昇しました。
決勝レースは15：15にフォーメーションラップがスタート。関口雄飛はポールポジションから、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラは6番グリッドからレースのスタートを切りました。関口は無事にスタートを切り、トップで1コーナーへ突入。順調に周回を重ね、みるみるうちに2位へギャップを拡げて盤石の走りを見せます。
一方のオリベイラは1台をかわして5位でオープニングラップを終えます。後続車に追われるシーンもありましたが、抑え込んで12周目にピットイン。給油のみの作業時間8.6秒でピットアウト。暫定11位でレースに戻ります。表彰台圏内を目指して走行をしていた18周目、SPコーナーでまさかの単独スピン。グラベルにストップし、ここでレースを終えてしまいました。
オリベイラのスピン、ストップの影響でセーフティーカーが導入されます。皮肉にもチームメイトの関口に対してこの影響が一番重くのしかかります。築いていた最大13秒のマージンが0になるどころか、SCインのタイミングが悪く、全車中唯一ピットインをすることが出来ず。後続車はピット作業を終えて、真後ろに迫るという状況で、優勝が一気に遠退いてしまいます。
関口はSCラン中、両手拳を突き上げ怒りを露わにします。しかし、リスタート後エンジニア陣営は、関口に対してピットインを最大限遅らせて、諦めずにプッシュすることを指示。その後ファステストラップを連発しながら、毎周1秒ずつギャップを広げる他車とは異次元の走りを披露。2位に対し、なんと34秒のギャップを築き直して55周終わりでピットイン。
ピットもミスなく給油をこなし、8.0秒の作業時間でピットアウト。関口はトップで、しかも2位の5秒ほど前で、悠々とコースへ戻ります。その後も手を緩めることなく、飛ばし続けて、68周を走り切り第4戦のもてぎ同様ポールtoウィンを達成。今季2勝目を飾りました。これでポイントランキングも再度トップに浮上、最終戦は再びリーダーズレッドを掲げて戦うこととなります。
いよいよ10/29(土)～30(日)に開催される次戦鈴鹿が最終戦となります。2レース制で行われますが、ライバル達との差も非常に拮抗しているため熾烈な戦いが繰り広げられることが予想されます。引き続き優勝を目指して戦っていきますので、ITOCHU ENEX TEAM IMPULへ、最後までご声援よろしくお願いします。
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 2016年シーズン ここまでの戦績
第1戦 鈴鹿 オリベイラ 予選17位 決勝10位 ／ 関口雄飛 予選3位 決勝14位
第2戦 岡山 オリベイラ 予選2位 決勝19位 ／ 関口雄飛 予選8位 決勝13位
第3戦 富士 オリベイラ 予選3位 決勝優勝 ／ 関口雄飛 予選5位 決勝3位
第4戦 もてぎ オリベイラ 予選10位 決勝リタイア ／ 関口雄飛 予選PP 決勝優勝
第5戦 岡山レース1 オリベイラ 予選11位 決勝8位 ／ 関口雄飛 予選13位 決勝13位
第5戦 岡山レース2 オリベイラ 予選5位 決勝5位 ／ 関口雄飛 予選8位 決勝9位
第6戦 SUGO オリベイラ 予選6位 決勝リタイア ／ 関口雄飛 予選PP 決勝優勝
ドライバーランキング オリベイラ 8位 ／ 関口雄飛 １位
チームランキング ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 3位
TEAM IMPUL Next Race & Event Information
● SUPER GT 第7戦 10/8(土)～9(日) チャン・インターナショナル・サーキット(タイ)
● 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第7戦 10/29(土)～30(日) 鈴鹿サーキット
● SUPER GT 第3戦/第8戦 11/11(金)～13(日) ツインリンクもてぎ
● TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL 11/27(日) 富士スピードウェイ
● NISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY 12/11(日) 富士スピードウェイ
● TOKYO AUTO SALON 2017 1/13(金)～15(日) 幕張メッセ
