29日、鈴鹿サーキットで行われた全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦の公式予選。Q1~Q3を終えて、レース1/レース2の予選トップ3ドライバーがセッションを振り返り、決勝への展望を語った。

●石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING):レース1/予選ポールポジション、レース2/予選ポールポジション

レース1/レース2のポールポジションを獲得した石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)
レース1/レース2のポールポジションを獲得した石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)

 今回、予選で(ボーナスポイントを)2点獲ることを、まずは目標にしてきたので、それを達成できてホッとしています。正直ここまで順調に進むとは思っていませんでしたし、チャンピオンシップも厳しいかなと思っていたので急にチャンスが来て驚いてます。

 前回の(第6戦)SUGOは、僕がスーパーフォーミュラに復帰してから初めてというくらい悪いレースでした。レース後、チームが一丸となり、(失速の原因は)ここじゃないかという箇所は、全部見直してくれました。

 鈴鹿サーキットへ向かう道中も国本(雄資)とマシンのセッティングについて、話し合っていて、チーム間のデータ共有もできています。

 明日の決勝は戦ってみなければ(どうなるか)分かりませんが、今のところ、ここまではいい流れを作れていて安心しています。

●国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING):レース1/予選2番手、レース2/予選3番手

レース1で予選3番手、レース2で予選2番手を獲得した国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)
レース1で予選3番手、レース2で予選2番手を獲得した国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)

 フリー走行の走り始めから調子がよく、今回は行けると自信をもっていました。ただ、セッション終盤にニュータイヤを履いたときのバランスが、普段とは違っていたので、予選に向けて、石浦(宏明)さんのデータも共有しながら、合わせこみました。

 予選ではQ1からQ3まで、自分のなかではベストの走りをすることができましたし、クルマも完璧と言える状況で、気持ちよくアタックできました。しかし、それ以上に石浦さんの方が速かったので、なんでかな? と思っている部分もあります。

 明日は2レースあるので、しっかり戦ってチャンピオンを手にしたいです。今日は石浦さんに、お酒をいっぱい飲ませたいと思います(笑)。

スーパーフォーミュラ第7戦のレース1で予選トップ3を獲得した面々
スーパーフォーミュラ第7戦のレース1で予選トップ3を獲得した面々

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