更新日: 2021.06.21 11:13
ホンダ 2021スーパーフォーミュラ第4戦SUGO レースレポート
SUPER FORMULA 2021 Round 4 Sportsland SUGO
福住が4シーズン目にして、初優勝を達成
6月19日(土)~20日(日)、宮城県のスポーツランドSUGOで2021年度全日本スーパーフォーミュラ選手権シリーズ第4戦が開催されました。スポーツランドSUGOはシーズンオフのあいだに改修工事を受け、ピットロードやメインストレートの幅が変わっています。なお、#12 タチアナ・カルデロン(Threebond Drago CORSE)は前回のレースに引き続き日本再入国時の隔離期間を満たすことができず欠場し、代役を塚越広大が務めました。
マシンや機材の搬入が行われた金曜日までは晴天だったものの土曜日は朝から雨となり、9時10分からのフリー走行は小雨の降るなか、完全ウエットコンディションで行われました。滑りやすい路面のうえ、3回に渡って停止車両排除のため赤旗が提示されてセッションは中断しました。
90分のセッションを終了した段階では#5 福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が1分18秒363を記録してトップ、#6 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が4番手、現在シリーズランキングトップの#16 野尻智紀(TEAM MUGEN)が8番手につけてセッションを終えました。
今回、雨模様となったことを受けて、急きょ公式予選のフォーマットが変更されました。現時点のポイントランキング順にもとづいてA組、B組と2グループに分け、それぞれ10分間のQ1セッションを実施することは当初の予定どおりでしたが、Q2にも同様の2グループ制を採用することとなりました(Q1の各組上位7台が、Q2A組/B組に分かれて実施。各組上位4台、計8台がQ3へ進出)。
A組には、#1 山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)、#6 牧野、#15 大津弘樹(Red Bull MUGEN Team Goh)が出走し、3人ともQ2へ進出しましたが、Q2では#6 牧野、#15 大津が通過したものの、#1 山本はQ3に進出できませんでした。
B組には、#64 大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)、#5 福住、#12 塚越、#16 野尻、#51 松下信治(B-MAX Racing Team)が出走し、#12塚越を除く4人がQ2へ進出しました。強まった雨のなかで行われたQ2セッションでは#5 福住と#64 大湯がQ3へ進出。さらに雨が強まるなか、Q3セッションはヘビーウエットコンディションで行われ、#6 牧野が2番手、#5 福住が5番手、#64 大湯が7番手、#15 大津が8番手で公式予選を終えました。