DATE：第5戦 予選 6月18日・決勝 6月19日
TEAM：DOCOMO TEAM DANDELION RACING
CAR NO.6
■第5戦結果
・FP1 3位
・Q1A 2位
・Q2 3位
・FP2 7位
・FINAL 5位
■予選
Q1はAグループから出走。アタックアップのセクター３、4で前を走っていたマシンに引っかかってしまいタイムロスがあったものの2番手でQ2へ進出しました。
Q2に向けてコンディションが良くなることを見越してセッティング変更を施し臨みました。アタックラップはベストを尽くす事ができましたが、3番手とトップタイムから０.4秒離される結果となってしまいました。しかし、十分に優勝を獲得できる位置からスタートとなる為、セッション終了後にはチームとマシンセッティングや戦略についてよく話し合い決勝に備えました。
■決勝
スタートは反応と加速は良かったものの、4番手のマシンを牽制するために１コーナーに対してイン側に寄ってしまった為、１コーナー進入で前に詰まってしまいアウト側からオーバーテイクされてしまいました。4番手に後退するとすぐにストップ車両の回収のためSCが導入されました。
クラッシュ車両の回収に時間が掛かった事で、ピットインが可能な10周目を迎えた為ピットに入る事を選択しました。上位3台と同時にピットに入りメカニックが迅速な作業で送り出してくれましたが、順位をキープしたまま4番手でコースインしました。
その後14周目にレース再開。SC中にピットに入らなかったマシンが7台いた為、先にピットインをした組がステイアウト組の最後尾に引っかかる形でペースを抑え込まれてしまっていました。その影響でステイアウトしたトップ2台のペースが平均して1秒以上早く周回を重ねられてしまう状況になっていました。
私は3番手を走行していた野尻選手をオーバーテイクするためにオーバーテイクシステムを使用しながらチャンスを狙っていきましたが、オーバーテイク出来るまで距離を詰められないまま走行していました。ステイアウト組のペースが速いことはチームから無線があったので終盤にバトルになる事が予想し、タイヤを温存しつつ3番手に食らい付いていました。
レース終盤になるとステイアウト組がピットインをし始めました。46周目にピットを終えた牧野選手に１コーナーの進入で前に出られてしまい5番手に後退。最終ラップになると宮田選手に差を詰められてしまいましたが、抑えきる事ができて5番手でチェッカーを受ける事となりました。
■第5戦を終えて
今大会もご支援、応援をしていただきありがとうございました。
オートポリス大会と同様に、FP1からマシンの感触がとても良かった為、予選に向けてもとても自信を持って臨む事ができました。前戦ではマシンの限界を超えた中でアタックをしてしまいミスをした反省があった為、今大会はマシンの100%を使い切るという事に神経を集中させてアタックを行いました。その結果Q1,Q2共に上位のタイムを引き出す事が出来たのは、自分の中の課題を改善出来た予選になったと思います。
3番手からスタートした事で表彰台を獲得するチャンスが多くあったので、悔しい結果になってしまいました。しかし、前半戦の4レースと比べると上位で戦えた手応えを感じれたレースになったので、さらに進化が出来るよう次戦までのインターバルを有効に活用し、準備を重ねていきます。
次戦は7月16日・17日に富士スピードウェイにて第6戦が行われます。私自身得意としているサーキットなので、結果を残せるようインターバルを有効に使用し準備をしていきます。引き続き宜しくお願い致します。
