最終鈴鹿ラウンド含む3レースを残して、ランキング2位に45ポイントのリードを持って第10戦の決勝レースに臨んだ太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。朝の予選では、チーム内でタイヤ装着に関するトラブルがあり、一部中古タイヤでのアタックを強いられたが、それでも予選4番手を獲得し、勝てば自力でタイトルが獲得できる状態で決勝レースをスタートした。

■「こいつが後ろから来たら嫌だ、というドライバーにならないといけない」

 序盤のうちに2番手へとポジションを上げた太田は、17周目、前を走る岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)よりも、後を走るイゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)よりも早いタイミングでピットへと向かった。

 ここから、太田のレースは激しく動いた。

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