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投稿日: 2024.04.14 20:13
更新日: 2024.04.17 20:47

ARTA 2024スーパーGT第1戦岡山 決勝レポート


スーパーGT | ARTA 2024スーパーGT第1戦岡山 決勝レポート

2024 AUTOBACS SUPER GT
Rd.1 OKAYAMA GT 300km RACE
決勝レポート

■GT500 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8

序盤のSCでポジションアップも8位どまり

 前日の予選のタイム抹消により、ピットからスタートする#8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GTは野尻智紀選手がスタートドライバーを務める。

 パレードラップを行ったあと、ピットインしてスタートを待った。500クラスのスタートが切られ、ピット作業が許可されたタイミングで、8号車はパレードラップ分の給油を行い、ピットを出ていった。300クラスが通り過ぎたあと、コースイン。1周目に他車がコースアウトでいきなりセーフティーカー(SC)が導入された。

 3周目にメインストレートで隊列を整えるために、全車停止。これにより8号車は300クラスの集団を抜くリスクを避けることができ、500クラスの最後尾につけることができた。さらに他車の接触もあり、12番手まで順位を上げた。

 7周目にリスタートが切られた。野尻選手は11番手にポジションをあげ、前車を追った。20周目の1コーナーで、ひとつ順位をあげ、ポイント圏内の10番手にポジションアップ。21周目にはさらにポジションをひとつ上げて、9番手を走行。29周目あたりから、ルーティンのピットインを行うチームが出始めた。

 8号車は32周目にピットイン。ミスなくピット作業を終え、松下信治選手を送り出す。40周目の時点で順位は9番手。45周目に前車を抜き、8番手にポジションアップ。

 64周目まで順調に周回を重ねたところで、300クラス車両がコース上にストップしてしまい、フルコースイエロー(FCY)が導入された。車両回収は直ちに完了し、翌周の66周目にFCYは解除され、リスタート。その後は前車を追ったものの、順位を上げることができなかった。しかしながら、最後尾からのスタートで8位でチェッカーを受けてポイントを獲得することに成功した。

●鈴木亜久里監督のコメント

「1周目にSCが入って、500クラスの集団の後ろにつけたのはラッキーだった。余計なリスクが減って、戦えるポジションに来られたからね。でも、全体的なペースがもう少し欲しいので、次までにセットを見直して、トップ争いができるように頑張ります」

●土屋圭市エグゼクティブアドバイザーのコメント

「予選で四脱してピットスタートだったのですが、それでもポイント圏内に入れたのは良かった。チームとドライバーは良く頑張ってくれたね」

●田中洋克チームディレクターのコメント

「あのポジションから上がれたのは良かったですが、まだまだ足りないところがあるのでデータを見直してセットを詰めていきたいです」

●野尻智紀選手のコメント

「何とかポイントもとれましたし、自分たちがやれることはできたと思います。次、勝てる体制を整えて頑張ります。応援して下さい」

●松下信治選手のコメント

「最初にセーフティーカーが出てくれて、野尻選手が集団に追い付いてボクに渡してくれたのは、このレースでとても良かったところですね。そこからは結構単独で走っていて、前半はペースに課題があったかと思います。後半のペースは良かったですが、決して一番速い訳ではないので、タイヤ、セット、ドライビングの3つを見直して次頑張ります」

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