ドライバー/立川祐路
「テストでのデータからセットアップを作ってきましたが、ドライでもウエットでも戦闘力があるクルマになっています。午前の公式練習でもトップタイムをマークできましたし、Q1でも石浦選手がトップだったので、『舞台は整ったな』と思っていたのですが……(苦笑)。正直ポールポジションは狙っていましたし、獲るしかないと思っていたのですが、目の前で36号車がコースアウトして、コントロールラインを通過する直前に赤旗が出てしまいました。安全に関わることなので仕方ないですね。残念ですが、終わってしまったことですから。ポール記録更新はできませんでしたが、決勝では最多勝記録を伸ばしにいきたいと思います」
ドライバー/石浦宏明
「公式テストで得られたデータが機能していて、ドライコンディションで走る機会が少なかったにも関わらず、持ち込みのセットが良く、予選にも自信をもって臨むことができました。フィーリングはすごく良かったですね。アタックは細かいミスもあったので、自分としては満足できるものではありませんでしたが、それでもトップタイムと聞いて、『これは戦闘力がある』と確信できました。立川選手のアタックのフィーリングも良かったと聞いていただけに、ああいう終わり方になってしまったのは悔しいですが、仕方ありません。シーズンオフから準備してきたものが繋げられていると思いますし、レースは明日なので、がんばって戦えばいい結果を得られる手ごたえがあります」
浜島裕英監督
「予選の結果は少し運が悪かったですが、クルマの仕上がりについては両ドライバーとも非常に満足してくれていて、自信をもっています。この開幕戦まで、ドライバー、エンジニア、メカニックがしっかりとクルマを作ってくれた成果が出ていると思います。決勝レースでは予選結果にとらわれず、チームがしっかりと準備して、ドライバーにしっかりと走ってもらえれば、いい結果がついてくると期待しています」
