空は曇りだが、いつ雨が落ちてきてもおかしくはない状況、Q1担当のカルダレッリは早めのコースインから1分18秒558のタイムで一時はトップに浮上し、最終的に2位でQ1通過を果たす。

 そして今度は大嶋がポールポジションを狙い、上位8台が競うQ2へと挑む。

 Q2も当初予定より遅れて16時15分開始となった。雨の影響も気になるなか、大嶋がまず1分20秒960というタイムで2番手となり、いよいよ本格アタックへ、というところで他車のコースアウトが発生、セッションは赤旗中断に。

 再開後は雨の影響が大きくなり、しかも再度の赤旗が出て予選は終了となってしまう。脇阪監督が「まともな勝負ならトップを獲れたと思います」という好感触を存分に発揮させてもらえず、不運なかたちの予選2位に。

 しかし決勝で充分に勝利を狙える位置であり、翌日に向け期待が膨らむ。

決勝(4月9日)

天気:晴れコース状況:ドライ気温:19度路温:25度(スタート前)湿度:36%(スタート前)
決勝パレードラップ開始:14時34分決勝レース周回数:81周(当初予定より1周減算)

#6 WAKO`S 4CR LC500大嶋和也選手&アンドレア・カルダレッリ選手
決勝結果:2位(所要時間:2時間12分41秒129/ベストラップ:1分19秒784=大嶋選手)

 今季からスーパーGTの決勝日は午前のフリー走行がなくなり、予選トップ3ドライバーによるトークショーが実施されるなど、より一層、ファンに寄り添ったかたちのイベント運営が展開されることとなった。初のトップ3トークショーには大嶋が出演。

2位表彰台を獲得したアンドレア・カルダレッリと大嶋和也
2位表彰台を獲得したアンドレア・カルダレッリと大嶋和也

 ファンサービス&セレモニーのあと、午後は完全真剣勝負モードである。朝は小雨も舞っていた岡山国際サーキットの空だが、決勝スタートを迎える頃には晴れて、路面も完全ドライとなった。

 #6 WAKO`S 4CR LC500のスタート担当は大嶋が務める。レースは他メーカーのマシンにトラブルストップらしき症状が相次ぐなどし、大嶋は実質ポール発進から戦うかたちになった。

 ただ、温度条件が予想より高くなったこともあり、ソフトタイヤで走る大嶋には辛いところも出て、ポジションを3つ下げる格好に。

 しかし先頭に大きく離されることはなく、大嶋はレースをしっかりマネージメント。そして38周終了時にピットへと向かった。ここでチームルマンのスタッフが素晴らしいピットワークを見せ、同じタイミングで入った38号車を逆転することに成功する。

 3番手となったカルダレッリは、前を行く36号車にバトルを挑む。42周目には36号車がコースオフし、カルダレッリは2番手へ浮上。その後、カルダレッリは首位の37号車を追った。

 何度も背後、あるいは真横まで迫るが、惜しくも捕らえきることはできずゴールへ。とはいえシーズン開幕戦で2位表彰台をゲットし、タイトル獲得に向け大きなポイントを得た(次戦は15点×2=30kgのハンデ積載)。

レース後コメント

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