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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.05.10 15:03
更新日: 2017.05.10 15:04

本山哲 スーパーGT第2戦富士 レースレポート

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スーパーGT | 本山哲 スーパーGT第2戦富士 レースレポート

2017 AUTOBACS SUPER GT Round2 「FUJI GT 500km RACE」 REPORT

 4月に開幕したスーパーGT2017シーズンは早くも第2ラウンドを迎え、恒例の富士スピードウェイ500kmレースが開催された。GT500クラス全メーカーが新車両を投入した今季は勢力図が異なり、開幕戦では昨年までのような速さを見せることができなかった

 46号車「S-Road CRAFTSPORTS GT-R」だが、その後約1カ月のインターバルの間、ライバルとの性能差を埋めるべく開発が進められた。そして土曜午前中に行われた公式練習で、46号車は千代がクラス3番手のタイムをマーク。

 開幕戦は予選でQ2に進出できず、決勝でもノーポイントに終わったが、今回は上位入賞の期待が高まっていた。

5月3日(水)天候:晴れ 路面:ドライ 気温:18℃ 路面温度:27℃(予選開始時)
■公式練習結果:3位 1’29.171(千代)
■公式予選Q1結果:11位 1’28.836(千代)

 朝から好天に恵まれた富士スピードウェイには、予選日から多くのファンがつめかけた。やや気温の下がってきた午後3時に公式予選GT500クラスのQ1はスタート。46号車は千代勝正がアタックを行った。

 15分間のQ1は開始からしばらく全車がコースインを見合わせ、5分過ぎあたりから各車は徐々に動き出す。46号車もこのタイミングでコースインすると2周のウォームアップラップ経て、まずはファーストアタックで1’28.904をマーク。タイミングモニターの上位に46号車の記録は刻まれた。

 だがライバル勢もタイヤが温まってきたこの頃からタイムアップを果たし、46号車は徐々に順位を下げていく。千代は翌周も続けてアタックし公式練習のタイムを大きく上回る1’28.836までラップタイムを削るが、1秒差内に12台がひしめくという拮抗する戦いのなか、Q2進出のボーダーライン付近にまでしか浮上を果たせなかった。

 千代のアタックはベストに近いものだったが、マシンはこのとき小さな問題を抱えておりポテンシャルをベストに引き出せる状態ではなかった。そして46号車は最終的に11位まで後退。開幕戦に続きまたも予選での本山哲の出番はなく、予選Q1敗退。

 しかしながら万全ではない状態の中でQ2進出に足りなかったタイム差は、わずかコンマ2秒。長丁場のレースで充分に上位進出が狙えるポテンシャルを感じさせた。

●本山哲の予選コメント

「クルマはまだ多少詰めなければならない部分があるものの、かなり修正できたかなという感じです。予選は11位という結果ですがクルマ、エンジンを含めてトータルのパフォーマンスは上がっているし、選んだタイヤもコンディションと合っているようなので、レースではしっかり走ることができれば、かなり順位は上げられるのではないかと思っています」
「うまくすれば表彰台、悪くても6位以内でゴールしようと思っています。応援よろしくお願いします!」


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