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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.05.25 12:27
更新日: 2017.05.25 12:28

本山哲 スーパーGT第3戦オートポリス レースレポート

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スーパーGT | 本山哲 スーパーGT第3戦オートポリス レースレポート

2017 AUTOBACS SUPER GT Round3 「SUPER GT IN KYUSHU 300km」REPORT

 第2戦から約2週間という短いインターバルを経て、スーパーGT2017シリーズは第3戦を迎えた。舞台は震災の影響から2年ぶりとなる九州のオートポリス。

 開幕から2戦連続ノーポイントと苦戦を強いられている46号車「S-Road CRAFTSPORTS GT-R」にとっては、GT-R勢が得意とするコースがカレンダーに復帰したことで、ここを挽回のきっかけとしたいところだ。

 予選でいえば今季、まだ一度もQ2進出を果たしていない46号車。

 午前中の公式練習では占有走行時間帯に千代勝正が予選シミュレーションを行い6位と、Q2進出圏内のポジションから週末をスタートさせた。

5月20日(土)天候:晴れ 路面:ドライ 気温:27℃ 路面温度:41℃(予選開始時)

■公式練習結果:6位 1’35.251(千代)

■公式予選Q2結果:2位 1’34.331(本山)

 五月晴れとなったオートポリスは午後になり、夏さながらの暑さとなった。そのピークとなる午後2時より予選Q1が開始。状況から予想される通り各車は開始早々には動かず、後半の短い周回数で雌雄は決せられることになった。

 千代がアタッカーをつとめる46号車は8分過ぎにコースインすると1周のウォーミングラップの後、アタックを開始。このタイミングでコースインしたマシンが多くポジション取りに苦戦するなか、想定より路面温度が上がりすぎたことで乗りにくくなってしまったマシンをなんとかねじ伏せ、ファーストアタックで1’35.270をマーク。さらなるタイムアップを目指し2周目に入る。

 しかしここでコース上にイエローフラッグが提示された為、再アタックは断念。だが、その1発で46号車は5位に食い込み、今季初のQ2進出を決めた。

 その後、午後2時45分よりGT500クラスのQ2が開始された。46号車のQ2は、今季予選初出走となる本山哲がアタッカー。コンディションはQ1のときとほぼ変わらず、やはりこのQ2も後半残り数分での勝負となった。

 本山は残り6分となったところでコースインすると、1周のウォームアップランを経て渾身のアタックに入る。そして期待通りその時点でのトップタイムを大幅に更新する1’34.331をマークしトップへと浮上。

 Q1のフィードバックによリアジャストしたマシンは戦闘力が上がり、さらに本山もここ一番の完璧なアタックを見せた結果だった。この後1台に逆転を許すことにはなったが、46号車は最終的に2位に留まりフロントローを獲得。レースでは今季初ポイント獲得はおろか、初優勝も視野に入ってきた。

●本山哲の予選コメント
「久しぶりに予選を楽しめました。オートポリスは好きなサーキットでもあるし、タイヤ、クルマ含め、シーズンオフから頑張ってきたことがかたちとなり思い切り走れました」

「Q1はやや厳しい状況でしたが、そこで千代が1発で決めてくれたことで流れも良かったと思います。それでもトップとは差があるのでその部分は正直悔しいですが、オフからのことを思えばこの予選結果は嬉しく思います」

「タイヤに厳しいサーキットなのでそのあたりうまくマネージメントして、レースは当然優勝を狙っていきます。応援よろしくお願いします!」


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