「優勝しかないです。前回のオートポリスのことは吹っ切れたわけではないですが、考えても仕方ないですし、レースなのでやるしかない」と話すのはARTAの小林崇志。

「このSUGOでのテストも、その後の鈴鹿でもクルマの感触は良かったですし、今週末は天候が不安定のようですが鈴鹿テストの雨での走行も良かったので、ドライでもウエットでも、どちらでもチャンスはあると思います」と、今週末への期待を語る。

 小林同様にオートポリスで悔しい思いをしたDENSOの平手晃平もこのSUGOではレクサス陣営の中でも上位の約半分の30kgとウエイトハンデが軽めで、有力候補の1台。また、KEIHINの地元でもあるSUGO戦で例年、好成績を挙げているKEIHIN NSX-GTも、ドライバーの塚越広大、小暮卓史ともにSUGOを得意としており、優勝候補に挙げられる。

 以上のチームに加え、このSUGO戦で2基目のニューエンジンを投入してきたニッサンGT-R陣営がどう絡むか。いつも波乱となるSUGO戦だが、今年は特に優勝候補が複数で予想が難しい。コース幅が狭いSUGOではまずは予選の順位が重要になるが、レースではGT300絡みで意外とオーバーテイクがしやすいサーキットでもあり、雨絡みの要素もあるので最後まで読めない展開となりそうだ。

 一方、GT300クラスもまた、今回の予想はかなり困難だ。通常であればこのコースはJAF-GT勢が無類の強さを発揮するコースであり、今回も“ドライなら”JAF-GTが上位を占める可能性が高い。

 2015年ウイナーで、昨年も2位を得たVivaC 86 MCの松井孝允は「ドライならもちろん優勝を狙います」と話す。ただ、VivaC 86 MCと同じセッティングを使い、ウエイトが少ないマッハ車検 MC86 GTNETの存在も要注目だ。

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