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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.07.23 11:12
更新日: 2017.07.23 11:18

ARTA NSX-GT スーパーGT第4戦SUGO 予選レポート

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スーパーGT | ARTA NSX-GT スーパーGT第4戦SUGO 予選レポート

AUTOBACS RACING TEAM AGURI

2017スーパーGT第4戦 スポーツランドSUGO
GT500 予選レポート

セット決まりQ1もトップ通過で見事ポールポジション

 6月にここSUGOで公式テストが行われたが、ARTA NSX-GTは非常に好調だった。しかし、この時季としては気温が低く、果たして7月のレースでこのテストデータが役立つか不安があった。

 チームは6月のテストデータを基に車のセッティングを決めて、今朝のセッションに車をコースに送り出した。序盤はタイヤやセッティングの比較評価を行いながらセットの確認を行った。最終的には2番手のタイムでセッションを終え、予選が期待された。

 Q1のアタックは小林崇志選手。天候の心配もあったので小林は早めにアタックを開始した。1分11秒台のタイムを出しQ1を見事トップで通過した。

 プレッシャーが高まる中、Q2に野尻智紀選手がアタック。野尻は最後にコースインをして、後方から迫ってくる先頭車両の距離を無線でチームに確認しながらアタックに入っていった。

 野尻は各セクターでベストタイムを刻み、1分10秒台のタイムを叩き出し、今季2度目のポールポジションを確定させた。

鈴木亜久里監督のコメント

「ドライバーは、ふたりとも良く頑張ってくれた。タイムを出せると周りから言われながら、こうやってキッチリタイムを出してくることはすごいことで、評価できる内容の予選だったと思うね。SUGOでGTカーが1分10秒台で走るってことはすごいことで、エンジニアもメカニックも良くクルマを創ってくれたと思う。明日もこの好調さをキープして結果につなげたいね」

星学文エンジニアのコメント

「今回は新たなセットを施してクルマを持ってきました。最終的には6月のテストのデータが大きな役割を果たしましたが、午前のセッションが終わった時点でもう少しセット変更をしたかったのですが、小林の走行でもポジションが悪くなかったので、微調整だけ進めて小林をQ1に送り出しました」

「他より軽いというのもありますが、何とかトップで帰ってきてくれました。野尻も完璧なアタックをしてくれて何とかポールを獲ることができました。明日はこのポジションを活かし、戦略を組みたいと思います」

野尻智紀選手のコメント

「ポールポジションを獲れたのはクルマが非常に良かったということもありますが、開幕前からチームの和なども意識してみんなで築いてきて、いろいろな意味で良いコンディションでここに来ることができました」

「今朝はちょっとしたトラブルもありましたが、そこからすぐに立ち直ることもできて、チームは完璧な仕事をしてくれたと思います。明日は難しいレースになると思いますが、この勢いをキープして、気を引き締めて戦っていきたいと思います」

小林崇志選手のコメント

「前回のレースで残念な結果になってしまいましたが、SUGOのレースが始まる前に2回のテストを消化し、クルマの状態も向上してきました。僕自身もドライビングでいろいろと試すこともできてレベルアップもできたと思っていたので、今回は絶対にポールポジションを獲るつもりでいました」

「僕も野尻も予選のセッションでトップを獲ることができ、目標を達成できたと思います。しかし、明日勝たないと意味が無いので、しっかり準備をしてブッチギリで勝ちたいと思います」


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