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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.08.07 10:50
更新日: 2017.08.07 11:43

#50 Ferrari 488 GT3 スーパーGT第5戦富士 決勝レポート

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スーパーGT | #50 Ferrari 488 GT3 スーパーGT第5戦富士 決勝レポート

コメント

伊藤宗治監督

 全体的に難しいレースとなりました。気温や路面温度の条件が少しでも変わってしまうと、Ferrari 488 GT3が持つパフォーマンスを引き出せなくなってしまいます。公式練習のときは、コンディションに合せきれなかったのですが、逆に予選では想定よりも良いコンディションで予選Q2に進出することができました。

 決勝レースは、序盤のスティントでタイヤの内圧が上がってしまい、予定より早めのピットインを選択せざるを得ない状況でした。リヤタイヤのみの交換で後半のスティントを走ってもらったのですが、バランス的に厳しかったようでした。それでもチームポイントは3点を追加できたので、最低限の結果は得られたと思っています。

伊藤宗治監督

都筑晶裕選手

 予選の車のバランスから決勝レースは上にいける可能性を見出していたので、前回と同様に表彰台を目指す意気込みでレースに臨みました。今回も2スティント目を担当しましたが、想定外のタイヤ内圧上昇に苦しみ予定よりも早めのドライバー交代、またピットタイムを短縮するためにリヤタイヤのみの交換作戦でコースインしました。

 前半のグリップバランスが合ってくるまで我慢の走行をし、それからペースを上げていく予定でしたが、フロントタイヤの摩耗が進んでしまっていたのか、最後まで車が思うようにパフォーマンスを発揮できず、更には途中でGT500の車両がスピンして、それを避けた際にタイヤがピックアップを拾ってしまいタイムロスしたこともあり、悔いが残る結果となりました。

都筑晶裕

 ポイント圏内でレースができると考えていたので14位という結果は正直残念ですし、今回多くの方が応援に来て頂いたのに、いいところをお見せできなかったことに対して申し訳ない気持ちです。次戦の鈴鹿サーキットは長丁場。もちろん実力だけでは勝てないレース展開が待ち受けているとは思いますが、公式テストではセッティングの方向性も見出せてますし、今回の反省点を踏まえて上位を狙っていきたいです。

新田守男選手

 公式練習では速さがなかったので予選は難しいと思っていましたが、Q1を突破できたのは良かったです。決勝レースはスタートドライバーを担当し、予定ではできる限り引っ張るつもりでした。

 しかし、タイヤの内圧が想定以上に上がってしまい、25周目あたりからラップタイムが落ちてきました。ポイントを争うライバル勢と僅差のバトルだったため、ラップタイムを落として走るよりはピットインする方が良いとの判断で作戦を変えました。

 タイヤはリヤのみの交換だったのですが、結果的には4輪交換するのが良かったかもしれません。次戦の鈴鹿サーキットは、富士スピードウェイよりFerrari 488 GT3の特性に合っていると思うので期待していてください。

新田守男


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