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投稿日: 2017.08.09 15:18

本山哲 スーパーGT第5戦富士 レースレポート


スーパーGT | 本山哲 スーパーGT第5戦富士 レースレポート

2017 AUTOBACS SUPER GT Round5 「FUJI GT 300km RACE」REPORT

 スポーツランドSUGOで行われた第4戦から2週間という短いインターバルを経て、真夏の3連戦の第2弾、第5戦が富士スピードウェイで開催された。

 同じ富士で行われた第2戦ではノーポイントに終わった46号車「S-Road CRAFTSPORTS GT-R」だが、今回の富士は第3戦の4位、第4戦の2位と、上り調子で迎えている。

 土曜午前中に行われた公式練習の予選シミュレーションでも前5台と僅差の8位と、上位グリッド獲得の可能性を見せることになった。

【予選】8月5日(土)天候:晴れ 路面:ドライ 気温:27℃ 路面温度:33℃(予選開始時)

■公式練習結果:8位 1’30.568(千代)
■公式予選Q1結果:2位 1’29.52(千代) Q2結果:8位 1’30.777(本山)

 朝の時点ではこの時期としてはやや涼しい気候だったが、その後晴天となり、午後になると気温もかなり上昇した。そんななか、午後2時55分よりGT500クラスの予選Q1がスタート。46号車は千代が出走した。

 15分間のセッションでコース上が動きはじめたのは、開始から5分を過ぎてからだった。まず2台がコースに入ると、その他の13台もそこから約2分後にコースイン。

 46号車もこの集団の中でコースに入ると、ウォーミングアップを開始する。この後2周のウォーミングアップラップを経て、各マシンはアタックを開始。

 ベストタイムの多くがこの周回に記録されることになった。そして、クルマの仕上がりは充分ではなかったものの、そのなかでうまくアタックラップをまとめた千代は1’29.520と、午前中のベストタイムを一気に約1秒縮めることに成功。46号車は2位でQ2へと駒を進めた。

 Q1終了からGT300クラスのQ2をはさみ、午後3時40分よりGT500クラスのQ2がスタートした。12分間のセッションのなか、開始から3分を過ぎてから8台は次々とコースイン。

 Q1に比べると路面温度がやや下がっていたもののQ1と同様、2周のウォームアップを経てアタックに入る。46号車のQ2を担当する本山哲も同様の手順で2周の間タイヤを温めながら前後の間合いをとると、3周目にアタックを敢行。

 だが、Q2に向けて更にセットアップを進めて挑んだこのラップは、1’30.777に留まり8番手。46号車は8グリッドからスタートすることになった。

●本山哲の予選コメント

「午前中の走り出しからセッティングがうまく決まらず、予選に向けて大幅にセットの変更をしました。Q1は千代が頑張ってくれたこともあり良いポジションでQ2に行くことができたのですが、そこからさらにセットアップを進めましたがQ2ではクルマがかなりオーバー気味になり、うまくラップをまとめることができませんでした」

「でも予選のデータをもとに改善できれば、ベースの部分は悪くないのでレースはいいところに行けると思います。今回はチャンピオンシップを考えると表彰台が欲しいところ。前回の良い流れもあるので、そこにうまく乗っていければと思います。応援よろしくお願いします!」


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