Q2も時間通り、15時40分に始まりました。8位通過となったものの、Q2では順位を1つでも上げ、翌日の決勝レースに向けて勢いを付けていきたいところ。
12分間のQ2、安田は残り7分20秒でコースインしました。アウトラップ、そして1周十分にタイヤをウォームアップし計測開始。計測1周目で1’48.254をマーク。引き続きアタックを継続します。
計測2周目で1’48.244と自己ベストを更新。7位となりました。1000kmと長距離レースのため、予選順位はそこまで重要視されませんが、今季最高予選順位からレースをスタートすることになりました。
8/27(日)決勝レース
天候:晴れ/コース:ドライ
気温/路面温度/湿度:30度/47度/51%(レース開始前)
観客動員数:4万5000人
決勝レース距離:5.807km×173Laps=1004.611km
(最大延長時間18:28)
パレードラップスタート12:30
夏休み最後の週末に行われた最後の鈴鹿1000kmレースということで、決勝日も大観衆が鈴鹿サーキットへ詰めかけました。
来季の鈴鹿でのシリーズ戦は5月に移動し、通常距離300kmレースで行われる予定。それだけに例年以上の盛り上がりを見せました。
他にも予選日夜の前夜祭と決勝レース前に、監督の星野一義の日産R92CP、No.37 LEXUS TEAM KeePerTOM’S関谷正徳監督のトヨタTS010によるデモランイベントが行われ、こちらも非常に盛り上がりました。
約6時間という長丁場のため通常のラウンドより早い時間にスタート進行が実施。この日の天候も快晴。厳しい暑さの下レースが行われました。12時30分にパレードラップが始まり、フォーメーションラップを経てレーススタートを切りました。
7番グリッドからスタートするカルソニック IMPUL GT-Rのスタートドライバーはヤン・マーデンボロー。スタート、オープニングラップでNo.100 RAYBRIG NSX-GT(伊沢拓也選手)をかわしまずは6位へ浮上。
7周目にGT300との交錯が始まると、5位を走行するNo.46 S Road CRAFTSPORTS GT-R(千代勝正選手)に接近していきますが、間にGT300マシンを挟んだりしてなかなか順位浮上なりません。
12周目、ポールポジションからスタートしたNo.24 フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手)のペースが上がらず、1~6位が団子になって走行する展開に。
ヤンもこれにしっかりと食らい付き、前をうかがいます。15周目、このバトルの最中No.46 GT-Rが接触しマシンを破損して脱落したため、5位へ。続く16周目のホームストレートで順位を落としていたNo.24 GT-Rをかわし4位へと順位を上げます。ここからは、前後の車両ともに間隔が空いて小康状態となります。