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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.08.30 11:46
更新日: 2017.08.30 13:39

スーパーGT:TEAM IMPUL 2017年第6戦鈴鹿 レースレポート

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スーパーGT | スーパーGT:TEAM IMPUL 2017年第6戦鈴鹿 レースレポート

 ピット作業を終えると6位を走行します。95周目、 GT300マシンのクラッシュで2度目のセーフティーカーが導入。マシン回収、隊列整列を終え103周目にリスタートし、安田は翌104周目のホームストレートでNo.1 LC500(平手晃平選手)を捉え5位へ。

 108周目にはNo.23 GT-Rにドライブスルーペナルティが出て再び4位まで順位を戻します。しかしこの直後109周目、No.100 NSX(山本尚貴選手)にオーバーテイクを許し5位となります。
 
 この後、安田は順位こそ守ったもののペースを満足に上げられず後続6位から9位のマシンを従えて数珠つなぎの走行となり苦しい展開となりました。
 
 115周目4度目のピット作業を敢行。ヤンへドライバーチェンジし、いよいよ終盤戦へと入っていきます。しかし、120周目。No.24 GT-Rにかわされるなど順位を落としてしまっていたヤンは、シケインからの立ち上がりでNo.36 LC500(ジェームス・ロシター選手)のインに飛び込んだものの接触。スピン、コースアウトさせてしまいました。

カルソニック IMPUL GT-R 2017スーパーGT第6戦鈴鹿
カルソニック IMPUL GT-R 2017スーパーGT第6戦鈴鹿

 
 ヤンがドライブするカルソニックGT-R自体もこれにより右フロントを破損してしまいペースダウン。順位を落とすもののそのまま走行しますが、部品が散乱し破損状況もひどくなり122周目にオレンジディスクが提示。ピットインし補修しコースへと戻るものの1周遅れの13位まで順位を落としてしまいました。
 
 129周目にはこの接触の責任を問われドライブスルーペナルティが出されてしまいました。再度ピットインし、ピットロードをドライブスルー。ペナルティを消化してコースへと戻ると14位。ポイント圏外となりました。
 
 ヤンは136周目、焦りからかスプーンで単独スピンするなど踏んだり蹴ったりの展開となっていまいました。
 
 マシン補修とペナルティ消化を含めると7回目のピットインとなりましたが、147周目にルーティンの最後のピットイン。給油とタイヤ交換、安田に最後のドライバー交代を行います。
 
 最終スティントは周回遅れのため、前を譲りながらの歯がゆい走行となった安田。レースは2度のセーフティーカーランがあり最大延長時間の18:28を超えたため、優勝マシンが171周目周回を終えた時点でフィニッシュ。
 
 カルソニック IMPUL GT-Rは最終的に終盤、アクシデント等により3台脱落したため2周遅れの11位となりましたが、あと1つ順位が足らずにポイント獲得ならず。レース距離が700km以上のためボーナスポイントが入る貴重なラウンドではありましたが、今季3度目のノーポイントレースに終わりました。

 完走こそしたものの、今一歩上位に入るだけの強さを発揮できないだけでなく、ミスでレースを落とす無念の結末となってしまいスポンサー企業様やファンの皆さんには申し訳ない結果となってしまいました。
 
 残るはウエイトハンディが軽減される、第7戦タイと最終戦もてぎのみとなりました。
 
 これまで以上に厳しい戦いが待ち構えているかと思いますが、起死回生のレースを披露できるよう準備に勤しんでいきます。引き続き、カルソニック IMPUL GT-Rへのご声援をよろしくお願いします。


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