小林選手は、順位を入れ替えながらも激しいレース展開にポジションを譲る場面もありながらも、順調に第3スティントを終え、77ラップ目、滑り込むようにピットイン。19号車Weds Sport ADVAN LC500のタスキを関口選手へと繋いだ。

 早めのピットインで順位は14位に下がるが、92ラップ目には4位まで回復しレースを展開。すると95周目に300クラスがクラッシュして2度目のSCがはいってしまう。103周目にSCが解除されてレースが再開。大きな混乱も無く19号車は4位のまま前の64号車との3位争いとなる。

 ところが、106周に2番手の23号車にドライブスルーペナルティが出され、19号車Weds Sport ADVAN LC500は一つ順位を上げ3位となる。その後111周目に4度目のピットインをし、国本選手が再び19号車Weds Sport ADVAN LC500のステアリングを握る。

Weds Sport ADVAN LC500 2017スーパーGT第6戦鈴鹿

 レースは残り65ラップ/377km。時刻は16時を過ぎたあたりでこれからが勝負の終盤だ。荒れた路面と体力の限界を迎えた後半戦が勝敗のカギを握る。

 全車4回目のピットインが終了した123ラップあたりでの19号車の順位は3位。137ラップあたりから、1号車との3位争いが激化し、さらに139周あたりから後続の4台も追い上げて19号車を先頭とした3位争いの集団になるかと思われた141ラップ目にピットイン。関口選手にチェンジしてピットアウト。暫定10位で戦列へ復帰する。

 各車最後のピットインに入る中、147周目に17号車がスプーンでタイヤトラブルが起き戦線離脱した、そして19号車が4位に上がる。更に前の1号車を追いかけるが、後ろから100号車が迫ってきて152周目にかわされ5位へ順位を入れ替える。更に、後ろから24号車も追い上げてきて、160周には背後に付かれてしまう。

 そのままレース終盤まで5番手争いは続くが、168ラップ目(残り6分)に1号車に追いつき、それをかわして4位に躍り出ると、24号車を押さえきり、4位でゴールラインをくぐった。

Weds Sport ADVAN LC500 2017スーパーGT第6戦鈴鹿

 レースは、時間制限(18時28分)により171ラップの戦いとなり、最後の1000kmレースを制したのは、64号車Epson Modulo NSX-GT、2位23号車MOTUL AUTECH GT-R、3位100号車RAYBRIG NSX-GTという結果に。

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