スーパーGT ニュース

投稿日: 2016.05.15 15:45
更新日: 2016.05.15 17:05

開幕戦優勝のLEON AMG GT、富士はまさかのクラッシュ・ノーポイントに終わる


スーパーGT | 開幕戦優勝のLEON AMG GT、富士はまさかのクラッシュ・ノーポイントに終わる

2016 AUTOBACS SUPER GT
Round.2 IN FUJI 500km RACE

まさかのクラッシュ!! リタイヤ・ノーポイントで終える。

5/3(火)公式予選14:30〜 天候:曇り
路面:ドライ気温:20°C 路温:28°C

開幕戦を優勝で飾り、連勝が期待される第2戦富士。公式練習では、午後の予選・明日の決勝に向けてマシンのセッティングを行っていく。両ドライバーとも車両・タイヤ・路面の状況を確認しながら順調に周回し、クラス5番手で公式練習を終えた。

公式予選Q114:30〜14:45
予選Q1は黒澤選手に託された。スタートと共に数台のマシンがコースインする中、アタックするのにベストなタイミングを見計らいコースイン。しかし他車が続々とタイムを上げていく中、トラフィックにつかまってしまいなかなか思うようにタイムアップが出来ない。その上、最後のアタックラップでガス欠症状が出てしまう。アタックは不完全燃焼で終了。LEON CVSTOS AMG GTは18番手となりQ1突破ならず。明日の決勝では1つでも多く順位を上げてポイント獲得を狙っていきたい。

予選を終えて・決勝への意気込み
溝田監督・・・Q1は遅い車に引っかかってしまい突破することが出来なかったですが明日に向けてのレースセットは確認できておりバランスも悪くないので長いレースの決勝は上位にけるよう頑張ります。

黒澤選手・・・予選はトラフィックに引っかかってしまいました。最後まで諦めずにタイミングを計っていたのですが、ガス欠症状が出てしまい納得のいくアタックが出来ずに終わってしまいました。決勝は長いレースなので1台でも多く抜いてポイントを取りたいです。

蒲生選手・・・予選は不運により不完全燃焼で終わりました。車の調子は良いので、明日は長いレースをしっかり最後まで走りきりたいです。

5/4(水)決勝14:00〜 天候:晴れ
路面:ドライ気温:26°C 路温:43°C

昨夜から明け方まで激しく雨が降り荒れた朝を迎えたが、フリー走行の時間までに雨は止みドライ路面で走行が開始された。チームはレースに向けてマシンを調整し、最終確認を行う。途中、他車と接触してしまうが車両に大きな損傷はなく、その後決勝を想定したドライバー交代やタイヤ交換などの練習をこなし決勝に向けて準備を進めた。

決勝14:00〜
今回のレースは通常のレース距離よりも200km長い500kmで行われ、ドライバー交代を含むピット作業を2回行わなければならない特別ルールがある。

ファーストスティントは蒲生選手が担当する。

GT500・300両クラス共クリーンスタート。
LEON CVSTOS AMG GTはポジションを2つ上げ16番手でオープニングラップを戻ってくる。序盤はコンディションに車両のバランスが合わず、思うようにペースを上げることが出来なかったが中盤、車両が軽くなってくるとバランスが良くなり、蒲生選手の巻き返しが始まる。LEON CVSTOS AMG GTは14周目に13番手、20周目には12番手までポジションを上げる。ポイント圏内の10番手も見えて来たその時、まさかの出来事が起こってしまう。22周目、1コーナーで前を走る#2を抜くも次のコーナーまでに抜き返されてしまう。そしてコカ・コーラコーナーで#2がまさかのスピン!真後ろを走行していたLEON CVSTOS AMG GTはそれを回避したが行き場所を失いスピン・クラッシュしてしまう。蒲生選手はレースに復帰しようと試みるが、クラッシュによる車両へのダメージは大きくレースを終えてしまうこととなった。幸いにも蒲生選手に怪我はなかったが、結果は、リタイヤ・ノーポイントとなってしまった。

決勝を終えて
溝田監督・・・予選で満足なアタックが出来なかった事が全てです。後方からのスタートでしたが、蒲生選手が確実にポジションを上げて行く途中前車のタイヤトラブルからのスピン、それを回避してクラッシュ。ドライバーに怪我がなっかた事が不幸中の幸いです。今回は、流れが良くありませんでしたが、トータルで考えればまだ流れがあるのかなと思っております。オートポリス戦がキャンセルになった事でインターバルが出来たので次戦の菅生に向けてしかっり車両を修復・準備して行きたいと思います。

黒澤選手・・・前戦の優勝により今回の戦いは厳しくなることが予想できていましたが、予想以上でした。予選はトラフィックに引っかかったとは言え、満足なアタックが出来ていてもギリギリのポジションだったと思います。決勝は生き残りになると思っていましたが、結果的にクラッシュでレースを終えてしまいました。蒲生選手に怪我がなくて本当によかったです。優勝した後で少しチームもドライバーも力が入っていたのかもしれません。次のレースはLEONRACINGらしいレースで結果を出します。引き続き応援よろしくお願いします。

蒲生選手・・・スタートしてペースも良く、安定して走行出来ていましたが、運悪くコカ・コーラコーナーで前車のスピンに巻き込まれてしまい、リタイヤとなってしまいました。次の菅生は気持ちを切り替えて、頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします。


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