35周目にはトップのKeePerがピットに入り、ドライバー交代。翌26周目にはDENSOもピットインを行った。

 40周目には3番手のKEIHIN、そして41周目にはトップを走行していたカルソニックがピットイン。カルソニックは作業にやや時間がかかり、モニター表示で52.7秒とライバルより10秒近く時間がかかってしまった。カルソニックに合わせるようにトップに立ったWAKO’Sもピットへ入り、WAKO’Sはカルソニックの前、2番得に順位を上げた。そして5番手のMOTUL GT-Rはピットに入るも、タイヤ無交換でコースに復帰した。

 ルーティンのピットを終えて、トップはKeePer、続いてWAKO’S、カルソニック、KEIHIN、ZENTのトップ5。そのまま順位は変わらず終盤を迎え、残り10周となったところで10番手の入賞争いが白熱。

 ランキングトップながら11番手走行のMOTUL GT-Rが10番手のARTAの背後に張り付き、ライン変えて抜きどころを探りながら、ターン2〜3でサンド・バイ・サイドになり、4コーナーで先行。10番手入賞圏内に順位を上げた。

 残り5周となったところで、8番手のEpson Modulo NSX-GTと9番手RAYBRIGがバトル。RAYBRIGが1コーナーでラインを変えて進入すると、Epsonはブレーキングでタイヤスモークを上げてインをレイブリックに奪われ、8番手が交代した。

 このままチェッカーかと思われた残り2周、3番手を走行していたカルソニックがスローダウン。そのままコースサイドにマシンを止めてレースを終えた。これでKEIHINが3番手表彰台を獲得することになり、KEIHINのウエアを着たタイの地元ファンはスタンドで太鼓をならし、大歓声。

 KeePerはそのままトップチェッカーを受け、ランキング首位に立ってシリーズチャンピオンに王手。2番手にWAKO’Sが入り、レクサス勢がワン・ツーフィニッシュでタイ戦を締めた。

 終わって見れば、カルソニックのトラブルがあったものの、予選上位がそのまま決勝でも上位に残り、例年、大きなクラッシュやアクシデントで荒れた展開になるタイ戦だが、スタート直前のスコール以外、GT500のレースは順当な結果となった。

 これでランキングトップに立ったKeePerは69ポイントで、ランキング2位はWAKO’Sの63ポイント、ランキング3位はMOTUL GT-Rの61ポイントと実質、この3台が最終戦もてぎでチャンピオンを争う形になった。

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